マイナカード、2万円特典消滅を前に“駆け込み申請”殺到。
MONEY VOICE
【転載開始】
■マイナカード、2万円特典消滅を前に
“駆け込み申請”殺到。
カード申請より先にポイントを要求
する者も?
疲弊する窓口担当者に寄せられる
同情の声
2023年2月28日
最大2万円のポイントがもらえる
マイナンバーカードの申請期限が2月末までと
いうことで、全国の自治体の窓口に
“駆け込み申請”のため多くの人が殺到し、混乱
が発生しているようだ。
今年1月末の交付率が55.6%に留まっていた
高知県内でも、今週明けの27日に役所に朝から
人が続々と訪れ、一時は5時間待ちの事態に。
申請に来た50代女性は
「びっくりした、いっぱいだったので。28日
までが期限だったので(申請)しないとポイント
もらえないとかっていうのがあったりするので
来ました」と話していたことだ。
いっぽうで、ポイントの申請期限が2月末だ
と勘違いしている人も多い模様で、京都市では
ポイント目当てにカードを受け取りに来る人が
1日に1,000人以上いたとの報道も。
こういった“勘違い”も、窓口の混乱に拍車を
かけたようだ。
■介護保険証まで一体化で高齢層にも焦燥感が?
マイナンバーカードの申請はネット経由でも
行えるのにもかかわらず、窓口が殺到してしま
うという事態に「情弱」との声もあがってる
今回の件。
ただ、このところはPCやスマホなどからの
申請もかなり繋がりにくくなっているようで、
1時間以上待ってもアクセスできないといった
声も多く、
「繋げる気ないなら待たせるなよ・・・」
「ポイントも諦めるしかないのね」
などといった不満も多くあがっている状況だ。
過去には、申請件数の伸び悩みも指摘されて
いたマイナンバーカード。
だが、ここに来て急に“駆け込み申請”まで起こ
るほどの状況となっている背景には、やはり
マイナカードが健康保険証と一体化され、
2024年秋には従来の健康保険証が廃止になる
という件が、大きく響いているとの見方が大勢。
さらに先週には、マイナ保険証を持たない
人向けに発行される「資格確認書」だと、
医療負担が割高になるという報道があったこと
も、かなり影響したものとみられる。
さらに、それに追い打ちをかける格好と
なったのが、今週に入り報じられた
介護保険証もマイナカードに一体化されると
いう話。
今回窓口に殺到したというのが、ネット経由
での申請に馴染みのないような高齢者が
多かったということからも、そういった層が
健康保険証にくわえて介護保険証までもが
人質に取られるような格好となったことで、
ようやく重い腰を上げたのでは・・・といった
流れも考えられそうである。
そのいっぽうで、やはり長らく掲げられて
いた2万円分のポイント付与という特典が、
3月にはいよいよ無くなってしまうという
状況に、「貰えるものは貰わないと損」と
焦燥感に駆られる向きも多かったのではと
いう見方も。
特に昨今は、物価高などの影響により生活
に困窮する向きも少なくないということで、
過去のどの時点よりも“2万円のニンジン”が
魅力的に見えるタイミングであることは間違い
のないところ。
さらに、それが3月以降は貰えなくなると
いう飢餓感を政府が大いに煽ったことで、
今回のような“熱狂”を生み出したのではない
か・・・ということで、SNS上の一部からは
「全部政府の狙い通り」
「逆に政府は優秀なんじゃないか」との皮肉
交じりの声もあがっているところだ。
■駆け込み申請者らの酷すぎる振る舞い
このように、かねてからマイナカードの
普及に向けてあの手この手と策を巡らせて
きた政府側としては、今の状況はまさにして
やったりといったところだろうが、その煽り
で疲弊しまくっていると伝えられているのが、
全国各地の自治体で窓口業務にあたる人々。
ネット上では、マイナカード申請の窓口
業務に従事していると名乗る人物による
ヤフコメへの書き込みが大いに注目されて
おり、それによればこの数日は平日は役所、
土日は商業施設での対応で、昼食はもとより
水も飲む暇もなく、トイレまでも我慢して
いる状況だということ。
さらに、駆け込み申請に来る人々の民度も
総じて最悪なようで、待たせすぎとキレる者
から、カード申請も終わってないにもかかわ
らずポイントを寄こせと要求する者、挙句の
果てには近所の美味しい寿司屋を訪ねる者
までいたといい、その酷さっぷりに多くの
人々から同情の声があがっているところだ。
このような、窓口業務の職員らの心身の
擦り切れるような思いのかいもあってか、
2月26日時点でのマイナンバーカードの
申請件数は、ついに9,000万件を超えたとの
報道も。
27日28日の駆け込みも加えれば、いよいよ
1億越えも目前といった状況のようだが、
政府としてはあくまで
「今年度中にほぼ全ての国民にカードを普及」
というのが目標のよう。
今回これだけ“お得な特典がなくなる”と
煽っただけに、また新たなニンジンを用意す
るといった手段は実質上封じられているなか、
今後残りの約2,000万人分をどう積み増して
いくのかが、政府にとっては大きな課題と
なっていきそうだ。
【転載終了】
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どうせ登録しなければならないのなら、
特典があるうちにということなのでしょう。
なんか、日本の地位低下とともに民度
まで下がってきているような?
税金をこんな無駄なことに使っているか
ら、財政赤字になっていくのでしょうね。
官僚養成学校の知性の低さが世界から
「日本の平壌大学」と揶揄される所以な
のでしょうかね。
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