「逆襲開始」中村愛媛県知事の“隠し玉”に・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■逆襲開始…中村愛媛県知事の“隠し玉”に

 安倍自民は戦々恐々 2018年5月13日


 「首相案件」が混迷を極めている。

加計学園関係者や愛媛県、今治市の職員

との官邸面会をめぐって、柳瀬唯夫元首相

秘書官が10日の予算委で

「(県職員が)いたかもしれない」とウヤムヤ

答弁を繰り返したことに、中村時広愛媛県

知事がブチ切れた。

「愛媛県の信頼を損ねる」

「職員は子供の使いじゃない」と憤り、

柳瀬氏の名刺と職員の説明メモを公表。

中村知事が新たな証拠を突きつければ、

もう安倍政権は持たない。


■柳瀬元秘書官の「虚偽答弁」が確定


 県職員の同席について、柳瀬氏の

「バックシートにも何人か座っていたように思う」

「(その中に)いたかもしれない」との答弁に、

中村知事は「職員3人はメインテーブルに座って

いた」と反論。

職員が作成した面会記録に下村博文元文科相

の発言が記載されていたことについて、

「記憶にない」と言った柳瀬氏に対しては

「あの(面会記録)記載の通りだ」とバッサリ。

もはや柳瀬氏が、自身や安倍首相の過去の答弁

と整合性を取るためにウソをつき、「首相案件」

だったことを“隠蔽”しようとしたのはほぼ確実だ。


 11日の野党合同ヒアリングでは、柳瀬氏の

求めで同席した文科、農水両省の当時の参事官

2人が「同席したと思う」と発言したことが発覚。

2人とも「メモは取っていない」というが、何かしら

の証拠が出てくる可能性もある。


 そもそも柳瀬氏は、誰と面会したのか記憶が

曖昧なのに「総理に一切報告していない」と断言

したこと自体が不自然だ。

先月中旬、安倍首相は「信頼している」と評した

柳瀬氏を米国訪問に同行させていた。

機内で一緒に“口裏合わせの台本作り”をしたと

みられても仕方がない。


 そんな柳瀬氏の答弁よりも、中村知事の証言の

方がよっぽど信憑性が高い。

「戦う姿勢」を見せているのは、今秋に3期目を

かけた知事選を控えていることもあるだろうが、

それだけではあるまい。

強気の裏側には「録音テープ」といった決定的な

証拠を握っているから、とも囁かれているのだ。


 中村知事の“隠し玉”に期待する野党は

「国会招致要求」を大合唱。

「中村知事の国会招致を求めているが、与党が

ウンと言わない。面会の場にいなかった中村知事

から話を聞いても無意味と主張している」

(野党国対関係者)という。

安倍自民は、新たな証拠を突きつけられることを

恐れているのだ。


 「財務省の文書改ざん問題と同じで、政府は新しい

証拠が出てきたら前言を翻す状況になっています。

もはや、政策決定のプロセスの問題ではなく、政治

の信頼を根本から揺るがす事態です。与野党問わ

ず、真相解明に真摯に取り組まなければなりません。

録音テープかは分かりませんが、中村知事が新たな

証拠を持っているとみる関係者もいます。国会に呼ん

で話をしてもらうべきです」

(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)


 中村知事を招致してもしなくても、目下、14日の

集中審議で安倍首相が突き上げられるのは間違い

ない。


【転載終了】

***********************


 「首相案件」となれば、正確な備忘録の

ために録音していた可能性もありますね。


 先の記事でも書いてありますが、愛媛県

知事が「首相案件」として議会を説得して

いるようですから。


 15年4月2日に柳瀬首相秘書官(当時)に

会ったのは6人(愛媛県職員3人、今治市2人、

加計学園1人)。

すべてメインテーブルについていたとのこと。

加計学園の1人は、柳瀬氏のいう元東大教授

の吉川泰弘氏(現岡山理科大獣医学部長)

ではないようです。


 なんか、子供の言い訳のようなもので、

国会を乗り切ろうとする情けなさが切ない

ですね。


 これが、次期事務次官候補と言われた

人です。


 財務省といい、経産省といい、

これがAクラス官庁の実態なのですかね。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000