NATO報告書 露軍は「急速に復興」。
Sputnik日本
【転載開始】
■NATO報告書 露軍は「急速に復興」
北大西洋条約機構(NATO)研究部門の
アナリスト、ディエゴ・ルイス・パーマー氏が
報告書を準備し、その中で2009年以降、
ロシア軍が「急速な復興」期にあると述べ
ている。
この報告書を基にロシアメディアが伝えて
いるところでは、ハイブリッド戦争を含む
新たな形の軍事行動実施に向け、ロシア
軍が準備していると報告書では述べられ
ている。
パーマー氏は、ロシアは伝統的な軍事
手段の準備における発展と改善の両方
に対し大きな注意を割いており、軍事演習
を突如実施したり、6万人の人員を備えた
兵力や設備からなる複数の兵団を訓練に
動員したりする能力のある「欧州で唯一
の国」に現在なっていると指摘している。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は
5月初め、ロシアが2017年に過去19年間
で初めて国防費を削減したと発表した。
専門家らの情報によると、ロシアにおける軍
に対する支出は昨年、ドル換算で20%削減
され、663億ドルとなっていた。
また、米ナショナルインタレスト誌はロシアの
戦闘機SU-27について取り上げた記事で、
同戦闘機はNATOを脅かす存在だと指摘した。
ナショナルインタレスト誌はソ連製の軍用機
の中ではMiG-15、MiG-21、MiG-25、
MiG-29が最も伝説的な戦闘機として認め
られているものの、これらを凌駕するもな
SU-27だと指摘している。
記事によれば、SU-27は米国のF-15戦闘機
の性能を計算しつくして製造されている。
スピードは最高マッハ2.35、中距離または
短距離対空ミサイルを最高で8基まで搭載が
可能なSU-27には、F-15はどうしてもスピード、
軍備の両面で勝ち目がない。
戦闘機SU-27の初飛行は1977年。
ソ連の航空産業の最先端技術をひとつに集め
た戦闘機とされており、限りなく新たな開発型
モデルを生み出すことができる。
今日の最先端の戦闘機もベースにはSU-27
が使われており、世界20か国を超す国々の
航空防衛に使われている。
【転載終了】
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EUがロシアとことを構えたくない理由が
分かる記事ですね。
現行では、米がF‐35、ロがSU‐35が最新鋭
戦闘機です。
SU‐35はすでに完成された戦闘機ですが、
F‐35は開発途中です。
すでに、中国はSU‐35を24機導入すること
を決定しています。
2013年のパリ航空ショーでSU‐35の華麗な
舞のような飛行を見ましたが、よくあれで失速
しないものだと感心しました。
SU‐35にはステルス性がないようですが、
その代わり、RCS(Radar cross-section:
レーダー反射断面積)が3m2、つまり普通の
戦闘機のような目標なら400kmで探知可能だ。
またRCSが0.01m2程度のステルス戦闘機
や巡航ミサイルも90km先から探知できるとの
事なので、必ずしもF‐35のステルス性が優位
とは言い切れないようです。
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