「少年法」と「特定少年」の位置づけに相次ぐ批判・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「少年法」と「特定少年」の位置づけに
相次ぐ批判・・・連続する未成年の凶悪事件
でエスカレート
公開日:2023/03/04
全国で相次ぐ未成年の凶悪事件。
1日、埼玉県戸田市の市立中学校に刃物を
持った高校生(17)が侵入し、教員を
切り付けた。
少年は「無差別殺人に興味があった」と
供述しているという。
先月25日には、福岡市の海岸で殺害
された男性遺体が見つかった事件で、
大阪の17歳の男子高校生が逮捕されてい
る。
SNSでは連日の少年事件の報道に、
《いいかげん『少年法』なんていう クソ
みたいな法で 犯罪者を甘やかすのはやめ
ろ》
《名前を出さないのが腹立たしい。凶悪
犯やん》
などと怒りの声が集まっている。
■広域強盗事件「19歳少年」は氏名も
顔写真も公表せず
その発端にもなったのが、広域強盗事件
で逮捕された「19歳少年」の存在だ。
東京都狛江市の民家で90歳の女性が殺害
された強盗殺人事件で、実行役として逮捕
された3人のうち、1人は大学生の男(19)
だった。
逮捕時点ではほかの容疑者と扱いが異なり、
氏名も顔写真も伏せられている。
昨年4月1日から成人年齢が20歳から18歳
に引き下げられ、選挙権を持つ大人になった
ものの、18歳と19歳は現在、少年法改正で
「特定少年」と位置づけられたからだ。
刑事事件で起訴されれば実名報道も可能に
なるが、「容疑者」の時点では法律に守ら
れる。
ここ数日、17歳の少年どころか、選挙権
を持つ「成人」にも甘い現行制度に
《19歳の大学生は特定少年で起訴されるま
で推知報道は禁止されていて名前写真など
の報道はありません 今の少年法には違和感
があります》
《#広域強盗 19歳大学生なら成人だろう。
なぜ、顔を隠す》ーーなどと、炎上してい
たのだ。
元警視庁で少年担当刑事も務めていた
吉川祐二氏が言う。
「広域強盗事件は殺人を含む重罪ながら、
現時点では少年が実行犯なのか、見張り犯
なのか作業分担などの役割も判明していな
い。もちろん、起訴されたら氏名や顔写真
も公開可能になりますが、今回の場合、
役割によっては量刑も異なってくるため、
報道機関でも扱いが変わってくる可能性も
あります。現在の法律では、将来の更生も
視野に入れて、20歳以上の“成人”に比べる
と『特定少年』の個人情報に慎重になって
いるのは間違いありません」
法改正後、実名報道「第一号」となった
のは、昨年4月8日に甲府地検が起訴した
放火殺人事件の当時19歳の少年だった。
この時も、氏名公表の有無は報道機関に
よって異なっており、当然、その後の
刑事事件すべて「特定少年」の実名が公表
されているわけではない。
公表がすべてとは言えないが、少年法に
は疑問を抱く人が少なくないだろう。
【転載終了】
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少年法に時代とともに違和感が出て
きているのに、日本の政治家と役人は
変えようとしないんですよね。
この人たち何をやってる人達なのか
疑問に思いますよね。
海外では、複数の人を殺害した14歳
の少女が死刑判決を受けた事例があり
ます。
少年や少女だからではなく、凶悪な
犯罪者としての位置づけです。
世界標準に合わせる国政をすべきで
すね。
53秒のためにG20を欠席した外務大臣
は世界から見たら異常な国に見えます。
まあ、日本は変革を嫌う国とは言われ
ていますが。
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