GW明けの東京を襲うコロナ感染者急増不安・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■GW明けの東京を襲うコロナ感染者急増不安・・・
新変異株「XBB.1.5」系統が主流化
公開日:2023/04/06
2023年今年の花見は大盛況(C)日刊ゲンダイ
新型コロナウイルスの第9波が立ち上がり
始めた気配だ。
東京都内ではオミクロン株の新変異株が広が
り、新規感染者数が増加。
感染法上の分類が季節性インフルエンザと
同じ5類に移行するGW明けに、都内の流行が
ピークに達するとの予測もある。
果たしてすんなりと正常化できるのか。
3月30日の都モニタリング会議によると、
新規感染者数が11週ぶりに増え、29日まで
の1週間平均は前週の1.4倍に膨張。
懸念されているのが、感染力の強い新変異株
「XBB.1.5」への置き換わりだ。
ゲノム解析結果では、長らく主流だった
「BA.5」を3月上旬に初めて抜き、25.8%を
占めるまでになっていた(3月7~13日)。
東京感染症対策センターの賀来満夫所長は
「BA.5に比べ感染力が1.43倍高く、免疫を
逃れる力も強い。重症化しやすい株ではない
が、動向をしっかり見ていく」と警戒感を
強めていた。
何かとイベントが多い春から初夏。
コミュニケーション増加に伴い、ウイルス
との接触機会が増えるのは避けられない。
マスク着用ルールの緩和から3週間経った
ところでもある。
都内の感染者数をAIで予測している
名古屋工業大の研究チームによると、
この先のピークは5月上旬から中旬。
感染力が第8波と同程度のウイルスが広が
る中、人の移動がコロナ禍以前の状況に
徐々に回復したとの前提で、マスク着用
を「2割」「半数」「個人の判断に委ねる
前と同じ状態」の3パターンで推計した。
「2割」の場合は5月9日ごろに
新規感染者数が第8波の48%にあたる
約8300人に、「半数」だと5月14日ごろ
に同26%の約4600人になると予測。
マスク着用が緩和前と同じであれば、
5月9日ごろに同15%の約2600人とした。
■60代の抗体保有率は2割台
昭和大医学部客員教授の二木芳人氏
(臨床感染症学)はこう言う。
「昨年12月ごろから米国で急速に広がっ
たXBB.1.5は、1月末時点で99%を占め
るに至った。日本でも同様に比率は増え
ていくでしょう。ただ、幸いなことに
国内の免疫保有率は上昇している。献血
で残った血液を使い、感染によってでき
る『抗N抗体』を対象にした厚労省の
調査(速報値)では、昨年11月時点の
26.5%から今年2月時点で42.3%に跳ね
上がった。若ければ若いほど抗体保有率
は高く、16~19歳は62.2%に達してい
ます。一方、60代は28.3%にとどまった
ことから、高齢者などを対象にした5回目
の接種開始は5月8日から前倒し、今月中
に実施した方がよかった」
当面、医療費は公的負担とはいえ、
防御に越したことはない。
【転載終了】
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政府もある程度想定内のことだとは
思いますが、感染対策が解除されてい
るので、どれだけ感染者が拡大するか
はわからないですね。
病院で聞いたのですが、年内は面会
規制が釣ずくのではないかとのことで
す。
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