日大・内田元監督、次期理事長就任に意欲か・・・

Business Journal


【転載開始】


■日大・内田元監督、次期理事長就任に意欲か…

 企画広報部の「見下し体質」の悪評


 25日、日本大学の大塚吉兵衛学長は、

アメリカンフットボール部の選手が悪質な

反則を犯した問題について都内で会見を

開き、大学として正式に謝罪した。

一方、内田正人前監督や井上奨前コーチ

ら指導層から選手に対して反則行為の

指示があったかどうかについては、明言を

避けた。

また、学校法人としての日大経営トップで

ある田中英壽理事長が会見に出席しな

かったことについても批判が高まっている。


 日大は学生数約7万人を擁する日本最大

規模のマンモス校。

文系、医学部を含めた理系、スポーツ科学部、

芸術学部など幅広い学部を揃えており、

OBの数も多い。

今回の件で志願者は減少するのではないか

という見方もあるが、教育ジャーナリストの

小林哲夫氏はいう。


 「独自性を発揮している芸術学部、専門性が

高い医学部や理工学部などは安泰でしょう。

しかし、経済学部、商学部、国際関係学部など

の文系は他大学に志望者が流れる可能性が

あります。法学部や法科大学院も、“司法の日大”

と呼ばれながら司法試験合格者実績が低調な

ため苦戦するかもしれません」(小林氏)


 日大理工学部は建設系や電鉄系企業への

就職に強く、JRへの就職者も多い。

こうした業界では日大閥はまだ健全との見方が

強い。


 「大学受験する学生の親がどう考えるかが、

来年の日大受験者数を大きく左右するでしょう」

(小林氏)


■日大の理事長ワンマン体質


 そんななか、日大職員は頭を抱えているようだ。


 「アメフト問題をめぐる日大上層部の対応は、

明らかに失敗でした。一般企業同様に大学も

厳しいガバナンスとコンプライアンスが求めら

れていますが、両方とも日大には“ない”こと

が白日の下に晒された。日大は伝統的に

理事長のワンマン体制ですが、内部からは

改革をしようという声は一向に上がってこない。

日大にも良心的な教授はたくさんいますが、

みな田中理事長や人事権を握る内田常務

理事たちから左遷されることを恐れているから

です。理事会は田中理事長を筆頭に従順な

側近たちで固めており、誰も逆らえないのです。

日大職員は給料も悪くないため、今はみな

嵐が去るのを待っているという状況です」

(日大職員)


 元日大職員もこう証言する。


 「とにかく上の考えを忖度して学内政治に

勤しむ職員が多い。田中・内田コンビで人事

権を完全に掌握しており、怖くて誰も何も言え

ない恐怖政治が蔓延している。実態は北朝鮮

や横暴なオーナー社長の会社に近いといえば、

雰囲気が伝わるでしょうか。まあ、私は脱北

しましたけれどね」


 その内田氏は今回の問題を受けて常務理事

の職を一時停止中だが、いまだに理事長昇格

を諦めていないという。


 「年齢的に田中理事長は70歳を超えています。

長期政権でしたが、次の選挙ではお気に入りの

内田さんを指名するとみられていました。内田さん

は謹慎中ですが、いまだに次期理事長の座を

諦めていないといわれています。日大は巨大かつ

非常に内向きな大学のため、世間の批判に晒され

ても 自浄作用が働かないのです」(日大関係者)


■日大の「がん」、企画広報部


 そんな日大の「がん」と呼ばれるのが企画

広報部だ。

内田氏と井上氏の記者会見で司会を務めた

企画広報部の職員が、会見の途中で打ち

切ろうとするなどしたことにも、批判が集まった。

都内大学関係者は語る。


 「日大の企画広報部はとにかく評判が悪いです。

ウチの大学も、大学教授を取材してもらったり、

大学キャンパスをドラマのロケで使ってもらえる

ように、ネットメディア含めてマスコミには常に

アンテナを張って働きかけています。たとえば、

大学教授のリストをマスコミに送付して取材して

もらうようお願いするなど、涙ぐましい努力もして

います。それに比べて日大企画広報部は、記者

を呼びつけて見下すだけです。日大は経営的に

はまったく困っていないため、そうなってしまうの

でしょう」


 また、マスコミ関係者も語る。


 「日大を取材すると、とにかくチェックが厳しい。

記事を掲載したら、『あの話が載っていないのは

なぜだ』などとクレームをつけてくる。他の大学

ではあり得ないですよ。とにかく上から目線で、

取材しにくい大学であることは間違いないです」


 そんな日大に、ブランド再生の道はあるのか。


 「とにかく外部から新しい血を入れることが

第一歩。日大は内部の風通しが悪く、世間

からの批判に耳を貸さない。これではブランド

がますます落ちる一方です」(日大OB)


 日大はどう変わるか、注目が集まっている。

(構成=長井雄一朗/ライター)


【転載終了】

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 なるほど、「安倍内閣」にそっくりですね。


 しかし、このような体質のところは変わる

ことはできないですね。


 経営危機にでもならない限り、自浄能力

がないですから。


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