12日に米朝首脳会談=予定通り開催・・・
時事ドットコム
【転載開始】
■12日に米朝首脳会談=予定通り開催、
トランプ氏言明-正恩氏の親書評価 2018年06月02日
【ワシントン時事】
トランプ米大統領は1日、北朝鮮の金正恩
朝鮮労働党委員長と予定通り12日に
シンガポールで会談すると明言した。
ホワイトハウスを訪れた金英哲党副委員長
から正恩氏の親書を受け取った後、記者団
に語った。
史上初の米朝首脳会談は、トランプ氏が
いったん中止を通告するなど曲折を経て、
開催される運びとなったが、「完全な非核化」
や体制保証の方法で、双方が歩み寄れるかは
なお不透明だ。
トランプ氏は、正恩氏に非核化の意志はある
と述べ、「首脳会談は非常に成功するプロセス
になるだろう」と期待感を示した。
ただ、「6月12日に何かに署名するつもりはない」
とも指摘。
非核化の方法などで米朝の隔たりは埋まって
いないとみられ、1回の会談で最終合意は目指さず、
非核化実現には長期間を要する可能性を示唆した。
トランプ氏は、正恩氏の親書について
「非常に素晴らしい書簡だ」と評価した。
一方、トランプ氏は、北朝鮮への現在の水準の
圧力を維持するとした上で、「(米朝関係が)
うまくいっているので、最大限の圧力という言葉は
もう使いたくない」と述べた。
さらに、米朝交渉が決裂しない限り、新たな制裁を
科すことはないと語った。
会談の成功に向けて北朝鮮への配慮を見せた形だ。
トランプ氏は、金英哲氏と休戦状態にある朝鮮戦争
(1950~53年)の終結についても協議。
「(戦争終結について)首脳会談で何らかの成果がある
かもしれない」と述べ、休戦状態が終結すれば
「北朝鮮の安全を保証する」と強調した。
北朝鮮の人権問題をめぐっては話し合わなかったが、
首脳会談の議題になる可能性はあると指摘した。
また、トランプ氏は、非核化受け入れ後の北朝鮮
への経済支援について、近隣の日本や韓国、中国
が支援するだろうと述べ、「米国が支出する必要はない」
との認識を示した。
【転載終了】
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少なくとも、「中止圧力」で米国有利にことが
運びそうですね。
拉致など日本の問題は一瞬も触れる機会が
無かったようです。
触れたのは、経済支援はアメリカ以外の国
ということだけですね。
6月2日付の論評で北朝鮮の国営メディアが
日本を強く批判しました。
先月に行われた核実験場の破棄で日本
メディアだけを招待しなかった理由について、
「政治的ジェスチャーと無駄口をたたく者を
呼ぶ必要を感じなかったからだ」と述べ、
日本メディアや日本政府の方針を強く批判。
また、日本人の拉致問題は「既に解決した」
として、日本に対して大戦時代の謝罪と賠償
を要求しました。
改めて日本と北朝鮮の認識を浮き彫りにした
と言え、冷え切っている外交関係を象徴するか
のようなコメントとなっています。
核実験場の破棄では中国、アメリカ、韓国、
イギリスなどのメディアが招待されていましたが、
隣国としては日本だけが招待されることはあり
ませんでした。
要するに、「金を出せば考えないこともないよ」
ということなのでしょう。
安倍政権は見事に嵌まってしまいましたね。
金正恩は外交では安倍首相より数段上です。
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