蜜月演出・・・安倍首相がトランプに差し出す誕生日プレゼント

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■蜜月演出…安倍首相がトランプに差し出す誕生日プレゼント

 2018年6月6日


 12日開催が予定される史上初の米朝首脳

会談に向けた協議が大詰めを迎えている。

この2週間でトランプ大統領の言動は

ジェットコースター並みに激しくアップダウン。

急展開する北朝鮮情勢をめぐり、ますます

置いてけぼりを食らう安倍首相は“日米蜜月”

の演出に死に物狂いになっている。

72歳の誕生日を迎えるトランプに“ビッグ

プレゼント”を提案しているという。


■「立ち寄り会談」懇願


 “蚊帳の外”批判に神経をとがらせる安倍は、

4月末の訪米からわずか1カ月で再びトランプ

詣で。

カナダで8日から開催されるG7首脳会議に

先立ち、ワシントン入り。日米首脳会談を行う。


 4日の政府・与党連絡会議で「拉致問題を

解決するため、米国と緊密に協力していく

ことを改めて確認したい」と大口をたたいたが、

6カ国協議関係国との差は開く一方だ。


 中国の習近平国家主席は金正恩委員長の

訪中を2度受け入れ、ロシアのラブロフ外相

は先週訪朝。

9月にウラジオストクでロ朝首脳会談の開催

が検討されている。

韓国の文在寅大統領は米朝会談に合わせて

シンガポールに入り、板門店宣言に基づき、

米朝韓の3者で朝鮮戦争の終戦宣言を行う

との観測が強まっている。


 安倍首相もシンガポールへの乗り込みを

検討したが、拉致問題の展望もなく金正恩

と握手しようものなら、支持者がカンカンに

なるのは目に見えているだけに断念したと

いう。

そもそも、金正恩と会える見通しもなかった。


 そこで、トランプが帰国する際の給油で横田

基地に立ち寄ってもらい、短時間でも日米会談

を行う方向に転換したという。

もっとも、ビジネスマンのトランプはメリットが

なければオファーには簡単に応じない。

安倍官邸はトランプの歓心を買う算段をして

いるという。


 「米朝会談直後の14日に誕生日を迎える

トランプにふさわしいバースデープレゼントと

して、防衛装備品の大量購入をホワイトハウス

に提案しているようです」(日韓関係筋)


 さもありなんだ。自民党は先週、年末に策定

する新たな防衛計画の大綱と中期防衛力整備

計画(中期防)への提言を安倍首相に申し入れ。

防衛予算の「対GDP比2%」への倍増要請や

敵基地攻撃能力の保有検討を求め、最新鋭

ステルス戦闘機F35Bの取得を促した。

安倍首相は「装備の充実も革命的」と満足げに

応じていた。


 軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。


 「米海兵隊が配備するF35Bは1機当たり

約150億円と高額な上、航空自衛隊の1個

飛行隊は18機編成です。スペアを含めた

20機を購入すれば、3000億円はくだらない

でしょう。秋田と山口に配備が計画されている

イージス・アショア(陸上配備型迎撃ミサイル

システム)やイージス艦向けにSM6の導入も

一気に進める可能性がある。巡航ミサイルに

対応できる迎撃ミサイルです」


 トランプに足元を見られるんじゃないか。


【転載終了】

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 新型SU35に搭載されたパッシブ式

スキャンド・アレー型レーダーは最大

探知距離が400キロ以上で、ステルス

戦闘機でも90km先で探知できるので、

F‐35でのステルス性がスポイルされて

しまいそうですね。


 首相のやっていることは、福祉を切り

捨て、防衛費を増大し、海外にばら撒い

ているだけです。


 54兆円もばら撒いて、まだばら撒く

つもりでしょうか。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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