補選全敗の立憲民主「泉降ろし」加速も展望ナシ

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【転載開始】


■補選全敗の立憲民主「泉降ろし」加速

 も展望ナシ

 次の代表に“昔の名前”野田元首相担ぐ

 動き

 公開日:2023/05/09


党内の不満は抑えられず

(立憲民主党の泉健太代表)

/(C)日刊ゲンダイ


 連休明け早々に「泉降ろし」が加速する

のか。

4月23日に行われた衆参5補選で全敗した

立憲民主党が、またガタガタしている。


 岡田幹事長は補選直後に「代表が責任を

とる話ではない」と予防線を張り、泉代表

も「解散総選挙がいつ行われるか分からな

いという状況で、国会も開会中だ」と自身

の辞任や執行部刷新を否定した。

しかし、党内の不満は抑えられず、10日に

補選結果などを総括する両院議員懇談会が

開催されることになった。


 「選挙直後から、泉代表を降ろして新代表

に野田佳彦元首相を担ごうとする動きが党内

であったと聞いています。執行部批判の急先

鋒が蓮舫議員で、ツイッターで『まず両院議

員懇談会を開いて所属議員の声を代表が聞く

べきだ』などと発信していた。両院議員懇談

会では、総選挙になった場合に泉代表では

戦えないと、交代を求める声が上がる可能性

があります」(立憲民主党若手議員)


 もっとも、立憲のお家騒動は今に始まった

ことではない。

2021年の衆院選で伸び悩んだ際も責任論が

噴出して当時の枝野代表が辞任。泉代表に

代わってからも、22年の参院選で改選議席

を大幅に下回ると執行部の責任を問う声が

上がり、両院議員懇談会が開かれた。その

時も泉代表は

「いつ次期総選挙があるか分からない」と

言って続投している。


■維新「野党第1党」は時間の問題か


“昔の名前”の「野田代表(元首相)」

では・・・(C)日刊ゲンダイ


 それにしても、泉代表がダメだからと

いって、次が野田氏ではどうしようもない。

野田氏や岡田氏、蓮舫氏といった“昔の名前”

では民主党政権の失敗を思い出させるだけだ。

かといって清新な代表候補も出てこないから、

人材払底は自民党に限った話ではないという

ことだ。


 「泉代表のままでは立憲がジリ貧なのは

確かでしょうが、代表を代えれば何とかな

るというものでもない。今の立憲民主党に

は野党第1党の責任感も感じられません。

日本維新の会に秋波を送ったり、自民党に

スリ寄ってみたり、連合にしがみついたり

でフラフラしているうちに存在意義を失っ

てしまった。民主党政権が崩壊してもう

10年が経ったのに、この期に及んで内紛に

エネルギーを費やしているようでは、何

の進歩もないように国民から見られますよ」

(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)


 補選で惨敗した立憲だが、統一地方選で

は議席を増やした。

これを党勢の立て直しにつなげられなけれ

ば、政権批判票の受け皿になった維新に

野党第1党の座を奪われるのは時間の問題

だ。


【転載終了】

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 泉氏を代表に選んだ時点で立憲の

運命は決まっていたのかも。


 もう、昔の名前でも呆れられるだ

けですし、コアな支持者が見限った

時点でオワコンでしょうね。


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