打者・大谷翔平は今季“ゴロキング”に・・・

大谷翔平 悲願のプレーオフ進出「100の壁」


【転載開始】


■打者・大谷翔平は今季“ゴロキング”に・・・

 飛球ガタ減り、本塁打率は渡米後で最低

 公開日:2023/05/10


■10日のアストロズ戦に先発して今季初黒星


大谷の打球は内野手の間を抜けるように

なったが・・・(C)共同通信社


 大谷翔平(28)が5勝目(0敗)をかけて

日本時間10日のアストロズ戦に登板。

7回を1本塁打含む6安打3失点、

7奪三振2四球で今季初黒星(4勝)を喫し

た。


 大谷は1点リードの五回、1死一塁から

かつての女房役マルドナードに甘く入った

変化球を捉えられ、左翼席に逆転の2ラン

を浴びた。

その後も3連打で1点を追加され、

この回は一気に3点を失った。

この日は通算507奪三振とし、

「100本塁打以上放った選手の歴代最多

奪三振記録」でベーブ・ルースを抜き

歴代トップに立ったが、白星を手にでき

なかった。


 打っては相手の先発左腕バルデスに

対し、2打数無安打。

六回には今季4度目の打撃妨害で出塁し

たが、得点には結びつかず、

九回の最終打席では守護神プレスリー

の前に空振り三振に倒れた。


 大谷はこれでバルデスに対し、

通算28打数4安打の打率.142、1本塁打、

8三振。

バルデスの落差の大きいカーブなど

変化球に、またもタイミングを狂わされ

て手玉に取られた。


 今後もアストロズのエース

右腕ハビエア(今季2勝1敗、防御率3.54)

の他、13日からはガーディアンズ(3連戦)、

オリオールズ(4連戦)、ツインズ(3連戦)

と、いずれも好投手を擁するチームとの

対戦が続く。

ガーディアンズ戦は、2020年の

サイ・ヤング賞右腕ビーバー(同2勝1敗、

防御率2.96)、オリオールズ戦では

12試合16イニング連続無失点を継続中の

救援右腕カノ(同1勝0敗)らとの対戦が

予想され、「打者大谷」は今季のヤマ場を

迎える。


■変化球はさばいているが直球は・・・


直球を打ち返す確率が上がれば・・・

(C)ロイター/USA TODAY Sports


 大谷は打者としてここまで打率.301、

7本塁打、22打点、27三振。

まずまずの成績とはいえ、例年よりも打球

が外野まで飛ばないケースが多いのだ。

三振率(17.8%)こそ過去5年と比べて

最も低いものの、特に目立つのがゴロの

多さだ。

ゴロ率52.4%は46本塁打を放った21年の

28.0%、34本塁打の22年の40.1%を

大きく上回る。

加えて、内野フライ率8.3%、

ラインドライブ率12.6%は、いずれも過去

ワースト。

フライの打球に対する本塁打の割合を表す

HR/FBは19.4%で渡米後初めて20%を

下回った。

さらに本塁打率4.6%は本格的に

リアル二刀流で起用された21年以降で最も

低い数字にとどまっている(記録は9日現在)。


 大リーグに詳しいスポーツライターの

友成那智氏がこう言う。

「今季から極端な守備シフトが禁止され、昨年

までなら一、二塁間のゴロに打ち取られていた

当たりが野手の間を抜けるようになった。3割

前後の打率を残していますが、その分、飛球は

確実に減っています。これは速球、特にハイ

ファストボールに振り遅れるなど対応しきれて

ないからでしょう。実際にここまでの7本塁打

は、いずれも低めの変化球をうまく捉えたもの。

昨季までのように直球を打ち返す確率が上がれ

ば、一発も増えるはずです」


 実際、今季の大谷は直球よりも変化球の

スイング率が上がっている。

直球を振る確率40.5%は過去最低で、逆に

スライダー22.9%、カットボール13.0%など

の変化球は過去最高だ。


 9日のアストロズ戦では右中間に打球速度

177.3キロ(今季最速は187キロ)の

弾丸ライナーで二塁打を放った。

これが飛距離、打球の力強さを取り戻す契機

になればいいが・・・。


【転載終了】

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 昨季の後半から大谷選手は打率を重視し

ているような打撃のような気がします。


 大谷選手とトラウト選手はアッパースイ

ングなので、フォーシーム(直球)より、

低めのスライダー系の変化球をホームラン

すると思います。


 最近の大谷選手は、インハイでカウント

を追い込まれ外角のスライダーかチェンジ

アップ等で空振りか引っかける場面が目立

ちますね。


 インコースのストライクに腰を引くのも

気になりますが。


 投手としては、カージナルス戦から、

各球団がアウトサイドのスイーパーを捨て

て、甘く入ったスライダー狙いの大谷対策

をとっているような気がします。

しかも、いずれも3登板連続でホームラン

や二塁打の長打になってますね。

50%前後スライダーなので当然の策なのだ

と思いますが。


 中盤に打たれることが多く、その後組み

立てをフォーシーム主体に変えることで

抑えこめています。


 素人分析ですが。


 本日は、膝を折るような低めのスライダー

をホームランしています。

大谷選手ならではのホームランですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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