安倍官邸は真っ青・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍官邸は真っ青…トランプが対日強硬派の“ボルトン外し”
2018年6月9日
史上初の米朝首脳会談を目前に、
トランプ政権に異変だ。
対北朝鮮政策のキーマンとされてきた
国家安全保障担当のボルトン大統領補佐官
が“干されている”というのだ。
トランプ大統領が首脳会談の開催を発表した
1日の金英哲朝鮮労働党副委員長との会談
の席にも、ボルトンの姿はなかった。
その後も重要な協議から外されているという。
シンガポールでの首脳会談にも同行しない
可能性がある。
この「ボルトン外し」に真っ青になっている
のが安倍官邸だ。
「ボルトン氏は2001年にブッシュ政権で
国務次官に就任した時から、筋金入りの
対北強硬派で知られるタカ派です。安倍
総理が北朝鮮への圧力強化を訴えてきた
のも、北の体制転覆を唱えてきたボルトン氏
に歩調を合わせてのこと。現在、総理は日米
首脳会談のために訪米中ですが、ボルトン氏
と北への圧力維持で結束を確認する予定で
した。12日の米朝首脳会談についても、
『ボルトン氏が決裂に導いてくれる』と期待する
声まであったくらいです」(官邸関係者)
実際、4月末にボルトンがテレビ番組で
「リビア方式の非核化」を提唱したことに、
北は猛反発。
ボルトンを名指しで批判し、会談中止をほのめ
かした。
それでトランプも会談中止を発表。
世界中で安倍首相だけが「中止を支持する」
とコメントした経緯がある。
結局、予定通り12日に開催されることになった
米朝首脳会談は、ポンペオ国務長官とマティス
国防長官が主導して、準備されているという。
ポンペオは中央情報局(CIA)の長官時代から、
朝鮮人民軍や北の諜報機関とパイプを保って
きたとされる。
韓国の文在寅大統領とも、韓国中央情報部
などを通じて接触。
米朝首脳会談の実現に向けて、水面下で
調整を続けてきた。
その結果、ボルトンにくっついて拳を振り上げ
ていた日本は、いつの間にか、蚊帳の外に取り
残されていたのだ。
トランプが「最大限の圧力という言葉はもう使い
たくない」と言い出すなど、いまや完全にハシゴ
を外されてしまった。
それなのに、安倍官邸は相変わらずボルトン
頼みだから、どうしようもない。訪米中の谷内
国家安全保障局長は現地時間の6日、
ホワイトハウスでボルトンと会談。
米朝首脳会談に向け、北朝鮮が完全かつ検証
可能で不可逆的な方法で、核などすべての大量
破壊兵器と日本に届く中・短距離を含む弾道
ミサイルを廃棄する必要があることをあらためて
確認したという。
元外交官の天木直人氏が呆れて言う。
「北との交渉から外されたボルトン氏とこの
タイミングで会ってどうするのか。外交オンチ
にも程があります。そもそもボルトン氏はトランプ
大統領からあまり評価されていなかった。
ボルトン氏の口ひげが嫌いで、最初の政権発足時
には要職に就けなかったのです。側近を次々と
クビにして、他に誰もいなくなったので、やっと
補佐官に任命された。対北強硬派のペンス副
大統領やボルトン氏にすがりついて、北朝鮮に
圧力をかけ続けるよう要請する安倍外交は、
ボルトン氏と心中するようなものです。トランプが
勝った大統領選の時も、クリントン陣営に肩入れ
して大恥をかきましたが、なぜ、ことごとく見誤る
のか。安倍政権で外交も官邸が主導するように
なり、外務省が機能しなくなった。駐米大使も官邸
が喜ぶ情報しか上げようとしない。だから、自分
たちに都合よく判断し、間違えてしまうのでしょう」
おかげで、歴史的会談に日本の出る幕はなし。
安倍独裁政権の弊害は外交にも及んでいる。
【転載終了】
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素人でも外交の結果が見えてしまいます。
日本はどんどん信用を無くしていますね。
またしても、お金だけ毟られて外交成果なし
ですが、海外に出るなと言いたくなります。
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