「需要2倍」と自信 ホンダ小型ジェットは日本市場で勝負
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「需要2倍」と自信 ホンダ小型ジェットは日本市場で勝負
2018年6月9日
ホンダは、日本で小型ビジネスジェット機
「ホンダジェット」(7人乗り=写真)の受注を
始めた。
2019年前半の納入開始を目指す。
長距離移動が多い北米などでは小型ジェット機
に一定の需要があるが、日本市場の開拓は
これからだ。
ホンダは国内外に移動する際の利便性を訴え、
企業経営者などの富裕層や法人に売り込む。
「ホンダの参入で市場をつくり、新しい交通
システムの試金石になる」
ジェット機を製造するホンダ米子会社
「ホンダエアクラフト」の藤野道格社長は6日
の記者会見で、日本での顧客獲得に意欲を
示した。
■富裕層に売り込み
ホンダジェットは15年末に北米で出荷を開始。
現在は欧州、アジアなど60カ国以上で販売して
いる。
17年には計43機を出荷し、世界で最も売れて
いる軽量小型ジェット機となった。
ホンダによると、日本国内には現在約90機の
小型ビジネスジェット機がある。
このうち、民間分は30機程度。
1万機超の米国との差は大きいが、藤野氏は
「(日本には)今の2倍の需要がある」と指摘。
今後4、5年かけて市場を開拓する考えだ。
価格は最新型「ホンダジェット エリート」が
525万ドル(約5億7700万円)。
ホンダジェットが離着陸できる空港は国内に
84カ所あり、東京から北京、上海といったアジア
の主要都市に直行することも可能だ。
国内では新車販売が頭打ちとなり、若者の
「車離れ」が進んでいる。
ホンダの八郷隆弘社長は「車やバイクの会社が
ジェット機も造っていることは、ブランドの価値向上
につながる」と話し、本業との相乗効果に期待を
示した。
【転載終了】
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日本での需要がどれほどになるかわかりま
せんが、ホンダジェットの成功は日本で唯一の
明るいニュースのような気が。
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