被災者よりも総裁選…安倍首相「しゃぶしゃぶ夜会」のア然
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■被災者よりも総裁選…安倍首相「しゃぶしゃぶ夜会」のア然
2018年6月21日
被災者のことは頭になかったのか。
死者5人、負傷者約400人に上っている
大阪北部地震。
約2000人が避難生活をしている。
鉄道の運行中止や住宅損壊、断水やガスの
停止など、混乱が相次いでいた18日の夜、
安倍首相は高級日本料理屋で「しゃぶしゃぶ」
に舌鼓を打っていた。
18日の「首相動静」によると、安倍首相は、
午後6時44分から、赤坂の「古母里」で
岸田政調会長と会食。
北朝鮮や国会、9月の総裁選について話し
合ったという。
「古母里」は、しゃぶしゃぶや、すき焼きなどを
提供する高級料理店。
コースで注文すると、1人当たり最低でも
1万2000~1万5000円はする。
消費税や飲み物代は別だから、酒を飲めば1人
当たり軽く2万円はする、庶民には縁のない店だ。
地震発生直後の会見で安倍首相は、
「大阪を中心とする地震については、人命第一、
この基本方針で政府一丸となって臨んで対応
している」などと意気込んでいたが、それなら、
高級しゃぶしゃぶを満喫している場合じゃなかった
のではないか。
大阪地震は、大きな余震が心配されている。
万一に備えて公邸で待機しているのが当然だろう。
もちろん、外国から賓客が来ているなら、夜に
会食するのも仕方ないが、相手は、いつでも
会える身内の岸田だ。
なぜキャンセルしなかったのか。
政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「まったくフザケた話です。安倍首相はよく『国民の
生命、財産を守る』なんて言っていますが、しょせん
口先だけということです。被災者は不安な気持ちで
一夜を過ごしているのですよ。岸田さんを懐柔すれ
ば、総裁3選は確実とでも考えているのでしょう。
地震よりも、総裁選を考えているのであれば、政治家
としての資質を問う以前に、人として信用できません」
安倍事務所に、会食の費用や何を食べたかに
ついて問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
安倍自民党は、野党が「被災者対応のために
決算委の開催を延期したらどうか」と提案しても、
「必要ない」と一蹴している。
災害対策は、安倍政権が「緊急事態条項」として
憲法に盛り込もうとしている案件だ。
「安倍改憲」の柱のひとつである。
ところが、大都市で地震が起きても、「しゃぶしゃぶ」
しながら総裁選の話をしているのだから呆れてしまう。
こんな男に首相を任せていいのか。
【転載終了】
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先日も記事にしましたが、国民に発信する
言葉は口先だけという感じに安倍支持者
以外の国民は感じているのでしょうね。
同様に、政権禅譲される岸田氏にも期待は
出来ないということでしょうか。
岸田氏は、安倍政権のツケを回され、
短命内閣に終わるような気がします。
この存在感のなさが「昼間の幽霊」と言われ
る所以でしょうか?
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