大谷翔平の機動力は“諸刃の剣”・・・

大谷翔平 悲願のプレーオフ進出「100の壁」


【転載開始】


■大谷翔平の機動力は“諸刃の剣”・・・

 今季9盗塁もトラウトの前で動くのは

 むしろマイナス

 公開日:2023/06/10 

トラウト(左)を迎え入れるシーンが

増えれば得点力はさらにアップするが

(大谷=右) 

(C)ロイター/USA TODAY Sports


 大谷翔平(28)の機動力が裏目に出か

ねない。


 日本時間8日のカブス戦では2-2の同点

の五回、四球で出塁すると3番トラウトの

打席で立て続けに二盗、三盗に成功。

今季9個目の盗塁で好機を演出したが、

主砲は空振り三振に倒れて追加点を奪え

なかった。


 大谷は出塁すれば自身の判断で走ること

を許される「グリーンライト」を与えられ

ていることもあり、9盗塁はチームトップ。

さらに今季、ピッチクロック(投球間隔制限)

の一環で、牽制は1打席につき2回までと制限

され、ベースが拡大されたことも手伝って、

走りやすい条件が整っている。


 実際、大リーグ公式サイトは5月12日、

シーズンの約4分の1を消化した時点での

新ルールの影響を検証する記事を掲載。

それによれば、牽制回数制限とベース拡大の

影響で、盗塁数は1試合平均1.8個と2013年

以降では最多、盗塁成功率はメジャー史上

最高の78.3%を記録したという。

今季、大谷は63試合を消化した時点で9盗塁。

23個ペースになる。


■得点機に4三振

盗塁を少し控えた方がいいかも

(C)共同通信社


 大谷が持ち前の機動力を生かして次の塁を

陥れれば、好機は拡大する。

しかし、大谷、トラウトの打順の並びで大谷

の盗塁が得点に結びついたケースはほとんど

ない。

リアル二刀流1年目の21年の序盤こそ、大谷

の盗塁後にトラウトが2本塁打を放っている

が、好機を生かしたのはこれだけ。

同年の中盤以降は打順が同じ並びで大谷は

5盗塁しながら、主砲は5タコ4三振に

終わっている。


 トラウトはこれまで自身の打席で走者が

動くことに関して不満を漏らしたり、首脳陣

に注文を付けたりしたことはない。

あくまでもチームの勝利を優先しているから

だが、結果が出ていない以上、打撃に集中

できていない可能性は否定できない。


 大谷自身にしても、積極的な走塁が空回り

するのは珍しくなく、21年にはボーンヘッド

をやらかした。

5月のレッドソックス戦の初回、無死一塁から

左前打を放ちながら、一塁走者が二塁上に

とどまっていることに気付かず、二塁進塁を

狙って挟殺プレーでアウト。

日頃は大谷への賛辞を惜しまなかった

ジョー・マドン監督(当時)も「無理をし過ぎ

た。自動車事故みたいなものだが、(追突事故

は)後ろの車に責任があるものだ」と苦言を

呈した。


 フィル・ネビン監督は大谷とトラウトの打順

について「メジャーを代表する強打者2人のど

ちらが2番でもいいと思っている。どちらでも

打線に勢いが出てチームにとってプラス」と、

相手投手などに応じて使い分ける方針。

今後も2番大谷、3番トラウトの並びは少なくな

さそうだが、主砲の長打力を生かすためにも

大谷は盗塁を控えた方がいいかもしれない。


 その大谷は日本時間9日のカブス戦に

「2番・DH」で出場し、5打数1安打1三振。

二回、相手の先発左腕スマイリーから中前打

を放って5戦連続安打とした。


 カブス・鈴木誠也(28)は「4番・右翼」

で出場し、4打数3安打。

6月に入って初めてマルチを記録した。


 エ軍は1点を追う二回、8日に昇格した

アデル外野手の今季1号ソロなどで逆転。

六回2死一、二塁から大谷の打席での重盗が

相手の失策を誘って1点を追加した。

先発左腕デトマースが5回3分の2を5安打

1失点で、11試合目のマウンドで初勝利

(5敗)。


 チームはカブス相手にスイープで4連勝と

した。


【転載終了】

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 個人的には違う意見です。


 大谷選手とトラウト選手は典型的な

アッパースイングです。

当初大谷選手もトラウト選手も高めの

速球が全く打てませんでした。


 両選手ともに高めの速球を空振りし、

外角に落とされて三振をしています。


 大谷選手はここ数試合、高めの速球

をホームランしていますが、

トラウト選手は相変わらず空振りして

います。


 大谷選手の盗塁警戒でトラウト選手

への失投が期待できますし、更には、

一打での得点も期待できます。

トラウト選手の高め速球の克服は主砲

としての絶対必要な課題です。


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