不祥事関係なし 国家公務員ボーナス5年連続増で平均86万円
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■不祥事関係なし 国家公務員ボーナス5年連続増で平均86万円
2018年6月29日
29日、全国の国家公務員に一斉に
ボーナスが支給された。
人事院によると、一般職の平均支給率は
2.125カ月分。
人事院発表の資料では、公務員給与(一般職)
の平均は43.6歳で40万4971円だから、
平均支給額は86万563円で、6年連続の
増加となる。
森友学園の国有地払い下げをめぐる財務省
の文書改ざんや、防衛省の日報隠蔽、厚労省
のデータ捏造など、相次いだ不祥事にも一切
構わずボーナスアップだ。
今や日本の国債残高は税収の15倍の883兆円。
GDP比も先進国の中で最悪なのに、である。
不思議なのが、大新聞・テレビで報じられている
平均支給額が「65万円」と実際よりも20万円近く
少ないことだ。
これにはカラクリがある。
実は内閣人事局が公表する平均額は
「管理職を除く行政職、成績標準者(平均35.9歳)」
という注釈付きだ。
国家公務員の総数は58万人で、自衛官や専門職、
幹部を除いた事務系(一般行政職)は14万人。
公務員は年功序列で誰でも昇進できるため、
一般行政職の過半数が「管理職」である。
そして、人事評価では、上位6割が「成績優秀者」、
下位4割が「成績標準者」である。
つまり、大新聞・テレビが報じている「平均支給額」
は、役所の過半数に満たない若手職員のうち、
さらに成績下位者の金額なのだ。
これはある意味、「データ改ざん」ではないだろうか。
ところで、閣僚や国会議員にもボーナスが出る。
モリカケ問題でデタラメな答弁を繰り返す安倍首相
には535万円、文書改ざんでも辞任しない麻生財務相
ら大臣には390万円。
首相は支給額の30%、官僚は20%を自主返納する
申し合わせがある。
国会議員には296万円の見込みだ。
公務員と政治家は三日やったらやめられない。
つくづくお気楽な商売である。
(ジャーナリスト・若林亜紀)
【転載終了】
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役に立たない連中が高額ボーナス、
腹が立ってきませんか?
民間の実質賃金が5%も減っている中で、
高額ボーナス、腹が立ってきませんか?
「何やってくれてんの」という感じです。
民間がいくら頑張っても追いつきませんね。
財政赤字1080兆円・・・
(資産640兆円なので、実質440兆円ですが)
民間なら、「人員削減」「賃金カット」が数年
続くものです。
日本の企業や経済が危うくなって来ている
日本。
「日本人は、お人好し」と揶揄されるのも
無理はありません。
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