小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか
2018年7月17日
「政界は敵味方がしょっちゅう入れ替わる」
「敵を倒すために協力することもある」――。
これは、“変人”による“剛腕”との共闘宣言
なのか。
15日、自由党の小沢一郎代表が主宰する
政治塾に講師として招かれた小泉純一郎
元首相の発言が、政界に波紋を広げている。
「挑発的な発言は、明らかに安倍総理に
対する当てつけです。小泉さんが主張する
脱原発を無視して、再稼働に邁進する安倍
総理のことを快く思っていない。『誰のおかげ
で総理大臣になれたと思っているんだ』と苦々
しい思いでいるんじゃないですか。事実上の
倒閣宣言ですよ」(自民党ベテラン議員)
講演後、小沢氏と並んでぶら下がり取材に
応じた小泉氏は、「総理が原発ゼロに舵を
切れば与野党一緒に実現できる」
「野党が一本化して、原発ゼロを争点にする
ことに気づけるかだ」などと持論を披露。
まるで野党が政権を取ることを期待している
ような口ぶりだった。
それにしても、かつての宿敵同士が肩を
並べて脱原発を訴える光景には、隔世の
感がある。夜は2人で冷やの日本酒を
酌み交わしながら意見交換をしたという。
30年ぶりの会食は3時間に及んだ。
■進次郎議員も同調の可能性
野党がバラバラで無力な現状では、
安倍1強体制は変わらない。
小沢氏が命を懸ける政権交代も、小泉氏が
訴える原発ゼロも、実現できないのだ。
立場は違っても、2人の利害は安倍政権打倒
で一致している。
「世論の多くが賛成している脱原発は再編
の軸になり得るし、野党結集が進まない中で、
小泉元首相の存在は刺激材料になる。野党
共闘と距離を置いて独自路線を行こうとして
いる国民民主党などの保守系も、小泉元首相
と組むことになれば、乗ってくる可能性があり
ます。
小泉氏は『選挙には関わらない』と明言して
いるので、野党の大会には出席しないにしても、
脱原発の集まりには来るでしょう。息子の進次郎
議員も東日本大震災の被災地に通う中で、
脱原発の思いを強くしているという話もあるし、
小泉親子が見ている方向は基本的に同じです。
自民党内にも“反安倍”的な動きがあり、小泉・
小沢のタッグが野党結集にとどまらず、与野党
を巻き込んだ政界再編の起爆剤になることも
考えられます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
多くの国民は安倍政権に飽き飽きしている。
まずは来年の参院選に向けて、野党が小異を
捨てて、原発ゼロでまとまれるかどうかがカギだ。
【転載終了】
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小泉氏が純粋に脱原発を言っているのかが、
ちょっと引っかかるところなのですが?
小泉元首相と安倍首相は根っこが同じなので、
後継に指名したはずなのですが?
米国にとって原発はオワコンなので、どうでも
いいのでしょうか?それとも、安倍首相が本気
で核を持とうとしていると考えているのか?
よくわかりませんね。
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