マスコミが育てた進次郎と晋三

田中龍作ジャーナル


【転載開始】


■マスコミが育てた進次郎と晋三

 2018年7月20日


 2代目「口だけ番長」が登場した。

自民党の小泉進次郎・筆頭副幹事長。

国会改革をブチ上げていながら、

国会の正当性を損なう「参院6増」案に

賛成票を投じたのである。

野党席からブーイングが起きるのも当然だ。


 進次郎センセイの体制迎合は今に始まった

ことではない。

2016年9月、臨時国会の所信表明演説で

安倍首相が自衛隊、海上保安庁、警察を

誉めそやすと、自民党議員が立ち上がり

拍手を贈った。

日本の国会では極めて異例のスタンディング

オベーションだった。

この時も進次郎は立ち上がって拍手した。


 威勢のいいセリフがポンポンと飛び出すが、

決して安倍を批判しない。

野田聖子総務相や石破茂元幹事長の方が

よっぽど過激だ。


 父親(純一郎)譲りの刺激的で短いフレーズは、

いかにもマスコミ好みだ。

進次郎のキャッチーな言葉を聞き洩らすまいと、

記者やカメラマンが群がり黒山の人だかりとなる。

自民党も進次郎の人気を巧く利用する。

安倍政権がデタラメの限りを尽くしても、

進次郎の放つ一見、小気味いいフレーズは

ガス抜きの役割を果たすのである。


 2003年9月、安倍は選挙の顔として幹事長に

抜擢された。

40代の若き幹事長にオバサマたちはキャーキャー

熱狂した。

マスコミはそれに便乗した。マスコミが加勢して

創り出した人気に自民党も乗った。

安倍は進次郎の15年先を行っているのだ。


 マスコミに持ち上げられていた安倍幹事長は今、

マスコミをほぼ完全掌握し、

ほぼ完全に世論を操作するに至った。

進次郎筆頭副幹事長も先達に倣(なら)うのだろうか。

(敬称略)


【転載終了】

***********************


 小泉親子と安倍晋三氏は根っこが同じです。


 特に、小泉進次郎氏は、ジャパンハンドラー

と言われる、ジョセフ・ナイのカバン持ちでした。


 要するに、米国が近い将来の若手総理として

育てていると言ってもいい人物です。


 小泉元首相や安倍首相と同じ政治をやるで

しょうね。


0コメント

  • 1000 / 1000