支持率低迷の野党はどう立て直して・・・
永田町の裏を読む
【転載開始】
■支持率低迷の野党はどう立て直して来夏の参院選を戦うのか
2018年7月26日
通常国会が終わって、自民党は安倍3選の
是非を懸けた総裁選に向かうが、
対する野党は来春の統一地方選、
夏の参院選に向けて反転攻勢の態勢を取れる
のだろうか。
とりわけ問題は国民民主党の存在で、
ともかくも野党第2党で、参院では立憲民主党
の23議席をわずか1議席ながら上回る第1党
でありながら、直近の共同通信調査では立民
の支持率12.4%に対し0・9%、コンマ以下を
切り捨てた日経の数字では同じく12%に対し
1%と、全く存在感がない。野党の消息通に
聞くと…。
「国民民主自身もこのままでは先行きがない
と見てかなり焦っていて、先日は玉木雄一郎
代表が参院選に向けて『一緒に戦う旗印を
明確にしたい』と呼びかけたが、立憲民主の
枝野幸男代表に『現時点で政策のすり合わせ
は考えられない』とにべもなく断られてしまった。
そりゃそうでしょう、国民民主が自分の旗印が
ハッキリしないのに、他党と一緒になって統一
政策、スローガンを作ろうと言っても相手に
されないのは当たり前だ」
それでは、参院選に向けての野党の選挙協力、
統一候補擁立は実現しないのか?
「そんなことはない。小沢一郎がこのところ枝野
や共産党の志位和夫委員長らに会って言って
いるのは、まず立憲民主と自由、社民が一緒に
なる。それでも衆院で4、参院では6(沖縄の2人
まで入って8)しか増えないが、これが実現すれば
岡田克也、江田憲司ら無所属の会の衆院13人も
動くだろう。その“拡大立憲民主”と共産とが協議し、
32の1人区の可能なところで統一候補を立てると
いうのが小沢構想だ」と彼は見ている。
つまり、国民民主は相手にしない?
「おそらく、党としての国民民主とは組まずに、
選挙区の実情によってはすみ分けをするだろう。
国民民主の参院議員で選挙区で通ってきて来年
改選を迎えるのは、愛知の大塚耕平代表や長野
の羽田雄一郎元国土交通相ら5人ほどで、そこ
では立憲民主も共産もあえて競合を避けるかも
しれない」
それにしても枝野も小沢も国民民主にずいぶん
冷たいではないか。
「彼らから見れば、旧民進党の分解過程でいち
ばん右往左往して、原発推進賛成を条件に連合
労組の組織支援をもらおうとした人たちが中心の
党ですから。そうでないのに成りゆきで行って
しまった人は、いずれ立憲民主に合流してくるで
しょう」
さて、小沢工作の行方を見極めたい。
【転載終了】
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やはり、選挙戦略を描けるのは小沢氏しか
いないのでしょうね。
だから、小泉氏も小沢氏との連携も考えて
いるのかも?
共産党も小沢氏の選挙戦略に乗るしかない
と思いますが?
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