銀行存亡の危機・・・?

 平野浩氏のツイートに、このようなものがあります。


 銀行を通さない新型の融資

「オルタナティブレンディング/代替融資」が拡大。

17年の世界の取引規模は3800億ドル。

22年にはその2・6倍の9780億ドルに拡大すると、

ドイツ調査会社スタティスタが予測。

AIなどを活用し、信用力を図る。

銀行はそれこそ存亡の危機に立っているといえる。



 ちょっと調べてみました。


■オルタナティブ・レンディングとは?

 オルタナティブ・レンディングとは、

「オルタナティブ(代替的な)」という言葉で表される

ように従来の融資とは異なる方法で提供されている

商品です。

オルタナティブ・レンディングが従来の融資と異なる

点は、その審査方法や貸出方法にあります。

従来、金融機関が顧客に融資を実行する場合、

例えば、それが事業性であれば、業種や創業年数

などの企業属性や各種財務指標などに基づく当該

企業の信用力と担保となる不動産などの資産価値

を評価し、融資の金額や金利などを決定していま

した。

個人においても同様に、勤務先や持ち家などの

個人属性と給与などの収入に基づく信用力と、

(有担保の場合、)不動産などの担保価値を評価し、

審査をしてきました。

これに加えて、米国などでは、「クレジット・スコア」と

呼ばれるこれまでの融資取引の「取引振り」が信用

力の判定において重視されており、初めて融資を

利用する事業者や消費者にとっては不利になる

傾向にありました。

この従来の審査方法を大きく変化させ、多くの

利用者に融資の機会を提供するのがオルタナティブ・

レンディングです。

オルタナティブ・レンディングでは、これまでの融資

審査では利用されていなかったデータを活用する

ことで、金融機関が提供してきた従来の融資を利用

できない、もしくは利用できたとしても有利な条件を

引き出せない人々に対して融資を実行することを

目的としています。

実は、昨今、米国の大手金融機関では、こうした

オルタナティブ・レンディングを行っているベンチャー

企業と提携を結び、自行の従来型の融資に加えて、

オルタナティブ・レンディングを商品ラインナップに

加えています。


 というもののようです。



 2014年ころから動きがあり、2017年頃から

拡大してきたようです。


 銀行が人員削減計画を打ち出したのも、この

動きに呼応したものなのでしょうね。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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