総裁選の争点に 石破氏の秘策は「加計問題」と「脱原発」。
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■総裁選の争点に 石破氏の秘策は「加計問題」と「脱原発」
2018年8月21日
自民党総裁選まで1カ月。
安倍首相は19日もゴルフを満喫。
記者団に「(調子は)安定しています」と
余裕の表情を浮かべ、対抗馬の石破茂
元幹事長のことなどまるで眼中にない
様子だった。
だが、石破氏周辺では安倍首相を震え
上がらせる2つの秘策がささやかれている。
ズバリ「加計問題」と「脱原発」だ。
「全く問題がないというなら、ふさわしい
対応を取るべきだ」――。
16日に放送されたBS日テレ「深層NEWS」
に出演した石破氏。
〈石破茂総裁選への決意 劣勢はね返す一手
とは “包囲網”をどう破る〉と題した番組で、
石破氏が「一手」として挙げたのが加計問題へ
の対応だった。
どうやら石破氏は、総裁選で加計問題を正面
から取り上げるつもりらしい。世論調査では、
今も森友問題や加計問題について
「(安倍首相が)説明責任を果たしていない」との
回答が約7割に上る。
そこで石破氏は、自分が総理大臣になったら、
野党が求める加計理事長の国会招致にも応じる、
との考えを示したのだ。
「実は野党に限らず、逃げ回っている加計理事長
に説明を求める自民党議員は少なくありません。
皆、地元に帰ると、支持者から『加計理事長は説明
すべきだ』と突き上げられていますからね。安倍さん
の批判ではなく、国民が疑念を持つ問題の真相解明
をしたい、ということであれば、党内の理解も得や
すい。石破サイドは、地方票(党員・党友票)を集め
られると計算しているのでしょう」
(自民党中堅国会議員)
もう一つは「脱原発」だ。
石破氏は27日発売の「週刊プレイボーイ」(集英社)
で、元経産官僚の古賀茂明氏と対談し、日本の
エネルギー政策や将来の原発の方向性について
意見が一致したという。
古賀氏自身がツイッターで、対談したことを明かして
いる。
石破氏は出馬会見で「安心・安全を最大限に確保
しながら、原発の割合を減らしていくことが必要」と
話していた。
原発もやはり世論の関心が高い政策だ。
「脱原発」を打ち出すことができれば、国民の人気が
高い小泉元首相、進次郎親子の応援を得られるの
は間違いない。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「石破さんはこれまで選挙応援で全国を行脚し、
自民党に対する風当たりの強さ、世論の厳しさを
肌感覚で感じています。恐らく、“加計疑惑の解明
”も“脱原発”も有権者のリクエストが多いのでしょう。
地方の切実な声を熟知しているからこそ、世論の
関心が高い問題を集中的に取り上げ、地方の党員、
議員の心理を動かしたいと考えているのだと思い
ます」
世論を喚起し、総裁選への注目が高まれば、
安倍首相も石破氏との「公開討論」を無視でき
なくなる。
果たして、石破氏は「モリカケ」「原発」を争点に
できるか。
【転載終了】
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福田元首相の安倍ギライはよく知られて
いますが、昨年の夏から公然と安倍批判を
はじめ、共同通信のインタビューには
「国家の破滅に近付いている」とまでいって
いるようです。
安倍首相は石破氏のバックに福田氏が
いることを認識しているようであり、福田氏
が皇太子妃の父、小和田氏と親しいことも
懸念していいるという情報があります。
最近気になるのは、TVが全く政治関係
を取り上げず、スポーツ関係や幼児救助
のボランティアさんのニュースを延々と
流していることです。
意識的に政治(自民総裁選)を流さない
ようにしているように見えます。
ディベート力のない安倍氏が、石破氏から
「モリカケ」「原発」の討論を仕掛けられたら
とても太刀打ちできないため、ギリギリまで
立候補表明を先延ばしにしているといわれて
いますが。
いいのかな~こんな人で?
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