SNSで大拡散 安倍首相「#ケチって火炎瓶」で総裁選窮地に・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■SNSで大拡散 安倍首相「#ケチって火炎瓶」で総裁選窮地に
2018年8月29日
安倍首相が総裁選への出馬を正式表明。
それを伝える26日の産経新聞政治面に
「だから安倍晋三政権は強い」という新刊広告
がデカデカと載っていた。
著者は同紙政治部の阿比留瑠比編集委員。
安倍の総裁選出馬に合わせたかのような
タイミングだ。
今月に入り、内閣官房参与の谷口智彦氏
が書いた「安倍晋三の真実」、「月刊Hanada」
の特別特集「安倍総理と日本を変える」など、
安倍礼賛本が次々と出版され、
本屋の店頭に平積みされている。
6年前の総裁選直前もそうだった。
12年8月に安倍首相と親しい文芸評論家の
小川榮太郎氏の著書「約束の日 安倍晋三試論」
が出版され、新聞広告や電車の中吊り広告で
大々的に宣伝されていた。
「こういう時期にヨイショ本の刊行が相次ぎ、
広告がバンバン打たれるのは、党員・党友に
向けたあからさまな選挙活動と見られても
仕方ない。総裁選は公選法の適用外とはいえ、
特定候補の選挙活動に加担する新聞社の
姿勢には疑問を感じますが、幹部が首相と
頻繁にゴルフや食事を共にしている大メディア
は、完全にコントロール下に置かれていると
いうことでしょう」
(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
■SNSの拡散は止められない
もっとも、麻生財務相が「新聞を読まない
世代は全部自民党(支持)」と言っていた
くらいだから、新聞広告を使って
「安倍スゴイ」をアピールしたところで、
効果は限定的かもしれない。
それに、既存のメディアはコントロール
できても、SNSの拡散を止めることは
不可能だ。
総裁選を機に、安倍首相の古傷が蒸し
返され、ツイッター上ではお祭り騒ぎに
なっている。
99年の下関市長選で、安倍事務所が
暴力団に対立候補の中傷ビラまきを
依頼して選挙妨害、500万円の報酬を
300万円に値切ったため、
自宅に火炎瓶を投げ込まれたとされる
事件だ。
今年7月17日の参院内閣委で、
自由党の山本太郎共同代表もこの事件
について“暴力団との関わり”を追及。
火炎瓶を投げ込まれたことは、公判記録
もある揺るぎない事実だ。
「#ケチって火炎瓶」のハッシュタグも誕生し、
SNS上で大流行している。
安倍首相が出馬表明した直後の26日夜も、
「#ケチって火炎瓶」の一斉ツイートが行われ、
トレンド入りしていた。
党員・党友の目にも飛び込んでいるはずだ。
火炎瓶は消火できても、ネットの炎上は
なかなか鎮火しそうにない。
【転載終了】
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自民党は、石破氏の「正直、公正」が
安倍首相への個人好悪撃だとして、
石破氏に取り下げさせた。
代表選挙はどの国でも立候補者どうしの
個人攻撃の応酬です。
これを取り下げると、石破氏は攻めあぐねる
でしょう。
ご自分は、お仲間に安倍礼賛本を書かせて、
ライバルは手足を縛る。
本当に“セコどん”ですね。
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