花巻東・佐々木麟太郎「米大学電撃訪問」の舞台裏・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■花巻東・佐々木麟太郎「米大学電撃訪問」の

 舞台裏・・・最短2年でメジャー挑戦、意見割れ

 る父との折衷案

 公開日:2023/09/21

花巻東・佐々木麟太郎の気持ちは・・・

(C)日刊ゲンダイ


 プロか、それとも大学進学か──12球団の

スカウトや大学関係者をヤキモキさせている

高校通算140本塁打の佐々木麟太郎(18=花巻東)

に新たな選択肢が浮上した。


 大学は大学でも米国の野球強豪校に進学する

プランだ。

米球界関係者がこう言った。


■敏腕代理人事務所のアテンド


 「麟太郎は先週の金曜時点で米国にいたという話

です。元レイズのデビッド・プライス、現カブスの

ダンズビー・スワンソンらメジャーのドラフト1巡

目指名選手を輩出したバンダービルト大に足を運ん

でいる。おそらく施設などを見学したのでしょう。

敏腕代理人であるスコット・ボラス氏の事務所が

アテンドしたそうです。ボラス氏は花巻東の先輩の

菊池雄星(ブルージェイズ)の代理人だけに、菊池

の紹介があったのかもしれません」


 新たな選択肢とはつまり、米国の大学を経由

してのメジャー挑戦だ。

花巻東OBの菊池や大谷翔平(エンゼルス)は、

高校時代からメジャー挑戦を視野に入れていた。

結果として日本ハムに入団した大谷にしても、

当初は高校から直接メジャーに挑戦すると公言し

たくらい。

佐々木がいまやバリバリのメジャーリーガーと

なった2人のOBの背中を追いたいと考えるのは

自然なこと。

本人には、いずれメジャーでプレーしたいという

強い希望があるといわれる。


■最短2年でメジャー挑戦

大学進学は、父親でもある花巻東・

佐々木洋監督(右)の意向も

(C)日刊ゲンダイ


 「佐々木が米国の大学に進学した場合、最短

2年でメジャー挑戦できるのです」と、

メジャー球団のスカウトがこう続ける。


 「米国の大学に2年間在籍、なおかつ21歳

以上の選手は、7月に行われるメジャーのド

ラフトの対象になる。4月生まれで現在18歳

の佐々木は来年9月に19歳で入学、2年後の

4月で21歳になりますからね。2年間でドラ

フトの対象選手になるには、それなりの結果

が求められますが、それがムリでも3、4年

時にもチャンスはありますから」


 問題は2年間、あるいは4年かけてメジャーが

注目する選手になれるかどうだが、

「走れないうえに守れない。メジャーに挑戦す

るのであれば、ゆくゆくは年に30~40本塁打

が期待できるような下地をつくることですが、

いまのままでは厳しいと言わざるを得ません。

内角速球を苦にするのは、体のキレがないから。

184センチ、113キロは明らかに太り過ぎです

よ。食欲旺盛と聞きましたけど、米国の食べ物

は日本以上に高カロリーだし、よほど節制しな

いと、今以上に太ってしまう。膝や腰の故障も

心配です」


 とは前出のスカウトだ。


 佐々木は20日現在、プロ志望届を提出して

いない。

大学進学か、プロ入りか、まだ結論が出ていな

いからだろう。

大学進学は父親でもある花巻東の佐々木洋監督

の意向が大きいといわれる。

選手として未熟なだけでなく、長い人生におい

て大学くらいは出ておいた方がプラスになる、

と考えているのかもしれない。


■父と息子はうまくいっていないウワサ


 そんな父親の意向もあるのか、佐々木本人は

当初、プロか進学か逡巡していたが、今年に

入って気持ちがプロ入りに傾いたという。

佐々木監督は最終的に本人の意思に任せるつもり

らしいが、進学を勧める父親と、プロに行きたい

本人の意見は平行線をたどり、2人はうまくいっ

ていないというウワサまであるほどなのだ。


 マスコミ関係者がこう言う。

「米国の大学への進学は両者の折衷案とも言える。

大学に行ってさまざまな経験を積みながら、なお

かつ2年で念願といわれるメジャーに挑戦できる

可能性があるのですから」


 今年のドラフトは10月26日、その対象となる

プロ志望届の締め切りは10月12日だ。

「佐々木獲得に最も熱心だったのは早稲田大と

明治大。このうち明大は、佐々木がプロ志望届

を提出するまで枠を空けて待つらしい」

とはセ・リーグ球団のスカウト。

新たな選択肢が浮上した佐々木の決断に、プロも

大学も注目している。


【転載終了】

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 ご本人は、まったく体を絞る気はない

ようですよね。


 あの、清宮選手でさえ結果が出せず、

新庄監督の厳命で減量をして体の切れが

戻って来たようです。

日本でも難しいかも。


 いまのままでは、メジャーで結果を残

せるとも思えませんが。


 ドラフト全体1位のモニアック選手

(現エンゼルス)でさえ、なかなか目が

出ず、選手層の薄いエンゼルスでも主軸

選手のけがで、やっと先発ができるよう

になりました。

しかし、苦手とする左腕投手の時には

先発を外されることが多いですよね。


 でも、米大で経験するのもいいかも。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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