イドリブ奪還作戦を前にイラン、ロシア、トルコの大統領が会談へ ・・・
桜井ジャーナル
【転載開始】
■イドリブ奪還作戦を前にイラン、ロシア、トルコの大統領が会談へ
イランのハッサン・ロウハニ大統領、ロシアの
ウラジミル・プーチン大統領、そしてトルコの
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が
9月7日にイランで会談する。
テーマはシリア情勢だ。
現在、シリア政府軍とロシア軍はシリア西部の
イドリブを奪還する準備を進めている。
この地域を占領しているアル・カイダ系の
タハリール・アル・シャーム(アル・ヌスラ)を排除
することが作戦の目的だが、その背後にはアメリカ、
イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランスが
いる。
この奪還作戦にトルコが関わるひとつの理由は
イドリブにトルコ系の武装集団もいるからだが、
シリア政府軍とロシア軍との攻撃で
タハリール・アル・シャームが国境を越えてトルコ
へ逃げる可能性があることも無視できない。
ロシア政府はジハード傭兵を追撃する権利が
シリア政府軍にあるとしているが、トルコ軍との
連携は必要だろう。
ジハード傭兵を使ったイドリブ占領を続けたい
アメリカはイギリスやフランスを引き連れて直接的
な軍事介入を行う姿勢を見せている。
その軍事介入を正当化するために化学兵器の
使用を口実にすると、事実上、宣言しているのだが、
シリア政府やロシア政府が化学兵器を使った
偽旗作戦の存在を明らかにし、その主張を裏付ける
証拠をOPCWや国連へ提出したという。
そうした影響なのか、SCD(シリア市民防衛)、
別名「白いヘルメット」が移動しているとも伝えられて
いる。
ロシア軍はアメリカ主導軍の動きに合わせて艦隊を
地中海へ増派するなど応戦態勢を整え、地中海で
艦隊演習を実施するだけでなく、9月11日から15日
にかけてウラル山脈の東で30万人が参加する
大規模な演習ボストーク18が予定されている。
この演習には中国とモンゴルが招待されているという。
【転載終了】
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先ほどの、“Sputnik日本”の記事の裏打ち
とも言える情報ですね。
イドリブが奪還されたら、西側が介入する
理由がなくなります。
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