岸田政権が“実弾介入級”1ドル=149円台の円安放置・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸田政権が“実弾介入級”1ドル=149円台の
円安放置・・・口先介入「あらゆる選択肢」
止まりの理由
公開日:2023/09/27
円安が止まらない。
26日、とうとう1ドル=149円台に突入。
昨年の例に倣えば、とっくに「実弾介入級」
の水準だが、政府の動きは鈍い。
「FRB(米連邦準備制度理事会)が金融
引き締めの長期化をにおわせたのに対し、
日銀は粘り強い緩和継続を強調した。これ
を受け、米金利は上がり、円安が進んでい
る。今後、米金利のさらなる上昇が見込ま
れ、円安加速は避けられない。米ゴールド
マン・サックス(GS)は半年後に1ドル=
155円まで円安が進むと予想しています」
(市場関係者)
ところが、政府・日銀はノンビリだ。
昨年は9月に145円台に突入したところで、
政府・日銀は実弾を投入。
約24年ぶりにドルを大量に売って円を買う
為替介入に踏み切った。
その後も10月に2度実施し、介入額は
計9兆円超に上った。
米国の景気後退懸念もあって、10月21日の
1ドル=151.94円をピークに円安は収まり、
11月下旬以降は130円台に落ち着いた。
鈴木財務相は「一定の効果があった」と胸を
張った。
■国民生活よりインバウンド優先
今年は150円台に近づいても口先介入に
とどまっている。
26日、鈴木財務相は「過度な変動にはあらゆ
る選択肢を排除せず適切に対応する」とあら
ためて市場を牽制。
岸田首相や松野官房長官も先週、
「あらゆる選択肢」と口にしている。
「口先介入には段階があります。〈安定的
に推移するのが望ましい〉や〈注視する〉か
ら〈必要に応じて適切な措置〉に踏み込み、
次が〈あらゆる選択肢〉です。さらに、〈断
固たる措置〉があり、最後に、日銀が金融機
関の担当者に相場水準を尋ねる“レートチェッ
ク”を行います。『あらゆる選択肢』と言って
も、市場関係者は〈為替介入はまだ先〉と受
け止めるだけです」(金融関係者)
円安が長期化し、GSの予想通り155円まで
突き進めば、輸入物価が高騰し、暮らしは
壊滅的となる。
原油価格も1バレル=100ドルに迫るとの見方
もある。
金融ジャーナリストの森岡英樹氏が言う。
「昨年と違って、今年は水際対策が緩和。日本
経済はインバウンドに大きく依存しています。
もし、昨年のような介入を実行して、130円台
まで円高に振れれば、『安い日本』が呼び込む
インバウンド需要に水を差すことになる。だか
ら、岸田政権は口先で済ませているのです。
国民は円安による物価高に苦しむことになりま
すが、国民生活よりもインバウンドを優先なの
でしょう」
訪日客の“円安天国”を眺めながら、国民は
“値上げ地獄”でもがくことになりそうだ。
【転載終了】
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インパウンドに国民生活が破壊されそう
ですね。
今日、新聞代金の集金があったのですが、
値上げだそうです。
100円くらいかなと思っていたら、いき
なり500円の値上げだそうです。
地方紙は、慶弔欄があるので購読している
のですが、お悔やみ欄しか読まないのに
痛い出費ですね。
5年前のT社ディーラーのタイヤ履き替え
工賃3300円→6600円の倍額値上げ以来の
衝撃です。
当然、T社Dでタイヤ保管とタイヤ履き替え
作業はやめましたが。
某所が込々で15000円(タイヤ保管料+
シーズンタイヤ履き替え)とのことなので
預けました。
至る所に、円安の影響が出ていますね。
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