北海道地震で安倍首相陣営幹部が産経に「不謹慎だが選挙戦にプラス」と本音!

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【転載開始】


■北海道地震で安倍首相陣営幹部が産経に

 「不謹慎だが選挙戦にプラス」と本音!

 総裁選延期せず石破茂との討論だけ延期


 北海道地震の発生を受け、安倍首相は

7日の告示日から3日内に予定されていた

ニュース番組やネット中継での石破茂元

幹事長との討論、および街頭演説を中止・

延期した。

言うまでもなく、政府は被災者の救助・支援

やインフラの復帰に全力を尽くさねばならない。

指揮をとる立場にある安倍首相が災害対応

に集中すること自体は当然だろう。


 しかし、ならば、そもそも20日に予定されて

いる総裁選の投開票日を、延期するべきでは

ないのか。

東日本大震災後の統一地方選では被災地

での選挙が延期されたが、今回も大地震の

対応と復興を優先すべく、総裁選を先送りに

するのが筋だろう。


 実際、対立候補の石破茂氏は6日、

派閥の会合で「災害対応に万全を期すことと、

国の将来をどうするかの論戦で党員の判断

を仰ぐことは両立させないといけない」と述べ、

災害対応の優先と総裁選日程の延期を要求

した。


 だが、自民党の選管はこれを認めなかった。

ようするに、総裁選は行うが、政策などを国民

に問う討論や演説だけを延期・中止にしたのだ。

しかも、安倍首相はこれだけの災害が起きて

いるのに、10日からロシア訪問は強行する。

予定されている帰国は13日だ。

安倍首相が石破氏と正面から論戦を交わせる

期間は事実上、1週間たらずとなるわけである。


 そして、自民党が延期日程を発表した両候補

の討論会は、今のところ、自民党、ニコニコ動画、

日本記者会主催のものだけで、メディア出演など

は未定としてしまった。

おそらく、ニュース番組などでの討論会はその

まま中止か、当初の予定から大幅に減らして

しまう腹づもりなのだろう。

しかも、すでに党員投票は始まっており、

14日以降に再設定では大半の党員は投票を

済ませてしまっている可能性も高い。


 そもそも自民党総裁選は事実上、次の総理大臣

を決める選挙だ。

にもかかわらず、対抗馬である両候補の政策の

違を国民にきちんと知らせないまま、投開票日を

迎えることになってしまっていいのか。


 しかし、実はこれこそが、安倍首相の狙いだった

ようだ。

事実、すでに永田町では、今回の地震を受けて

「安倍首相の絶対有利は盤石となった」との話が

そこらかしこで聞かれる。

なにしろ、安倍政権の“機関紙”と化している

産経新聞までもが、7日付記事であけすけに

こう書いているのだ。


 〈7~9日に予定していた候補者による討論会

やテレビ出演が先送りされたのは、首相陣営

にとって「不謹慎だが、選挙戦にはプラスに

なった」(閣僚経験者)との見方が広がっている。

首相側は、石破氏が世論に左右されやすい

党員票での支持拡大を狙い、討論会などの場

で首相への批判を浴びせることを警戒していた。〉


 もともと、安倍首相サイドは、緻密で論理的な

石破氏との論戦をすると、自分の主張のボロが

でて、流れが変わりかねないと、なるべくその

機会を少なくしたかった。


 実際、安倍首相は出馬表明を引っ張り倒した

あげく、告示日前に読売新聞や産経新聞、

はてはネトウヨ御用達のネット番組『真相深入り!

虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)など、批判的な

指摘や疑問が投じられない御用メディアを選ん

でPRしてきた。

そこで自分の主張をまくし立てた一方で、

石破氏が求めている公開討論から逃げ続けて

きたのは周知の通りだ。


 しかし、公職選挙法が適用されない自民党

総裁選であっても、これに準じるという内規に

よって、公示日以降はいよいよ石破氏との

公然たる論戦に迫られていた。

そんなタイミングで、北海道で未曾有の地震が

起きたのだ。

おそらくこれ幸いと、地震を利用し、自粛に

かこつけて、石破氏との討論の機会だけを

減らしてしまったのだろう。


■「こんな人たち」の抗議を恐れて街頭演説会を

 嫌がっていた安倍首相


 街頭演説についてもも同じだ。

当初自民党は、8日に安倍首相と石破氏による

街頭演説を東京・銀座で行う予定としていた。

これも震災を受けた自粛によって中止

(延期して行われるかどうかは不明)となったが、

実は、もともと安倍首相サイドは今回の街頭演説

をやめたくてしかがたなかったようだ。


 というのも、地震発生前からこの演説日程は

ネット上で話題になっており、SNSでは銀座で

安倍首相に抗議しようという市民の呼びかけが

広がっていたからだ。


 思い起こされるのは昨年の都議選だ。

森友・加計問題などで、安倍首相の説明責任を

放棄した態度に有権者の不満が爆発。

安倍首相が秋葉原で応援演説をしていた際、

「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と

吠え、抗議する市民を「こんな人たち」呼ばわり

した当然、批判が殺到したが、安倍首相はといえ

ば、こうした態度を改めようとせず、その年の秋の

解散総選挙では遊説日程を隠すという姑息な

“ステルス作戦”に及んだことも記憶に新しい。


 今回の総裁選でも安倍陣営は、御用メディアや

応援団が守ることができない街頭演説で、

安倍首相に直接批判の声を届けようとする市民の

動向にかなり警戒していたはずだ。

だからこそ、地震による「自粛」でさっさと演説だけ

を中止にしてしまったのである。


 まさしく、自分にとって都合のいいところにだけ

「地震」を大義名分にやめてしまう。

“災害の政治利用”としか言いようがない。


 改めて言う。自民党総裁選は絶対に延期すべき

である。

北海道地震だけでなく、台風21号による災害への

政府対応も不十分な状況だ。

何度でも繰り返すが、政府は被災地域の支援に

全力をあげなくてはならないし、その“片手間”に

事実上の次期総理を選ぶことは許されない。


 それでも、安倍首相と自民党が総裁選の日程を

変えないというのであれば、もはやこの国は

民主主義国ではない。

(編集部)


【転載終了】

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 ここまでして総理総裁の椅子にしがみ付くのは、

やはり、安倍首相の時しか米国に都合のいい

「改憲」ができないからではないでしょうか?


 政権を手放したら、「モリカケ」が再燃してしまう

ことを懸念しているのかも?


 そのためにも岸田氏に禅譲し、院政敷き自分を

守らせるためかな?


 先日、介護関係の方がリハビリの計画表を

持ってきてくれた時に、介護や年金などの話に

なったのですが、自身の仕事である介護以外で

安倍政権が何をやっているかほとんど知らない

ですね。


 安倍政権は、ほとんど情報がない方たちが、

なんとなく支持しているという感じでしょうかね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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