富士通は300人 「五輪ボランティア」企業からも・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■富士通は300人 「五輪ボランティア」企業からも
“徴兵”開始
2018年9月12日
9月の中旬から募集が始まる東京五輪ボランティア。
学生だけでは足りないと感じたのか、
今度のターゲットは企業で働くサラリーマンのようだ。
すでに東京五輪のスポンサー企業にはボランティア
の“徴兵”が始まっている。
「東京2020オリンピックゴールドパートナー」の
富士通は、東京五輪組織委員会からボランティア
枠300人のノルマを課せられたという。
社内で募集をかけたところ、約2000人の応募が
あり、これを選抜して324人を送り出す予定だ。
同じゴールドパートナーの三井不動産も同様に
300人の枠を課せられ、社内でボランティアを
募集しているという。
とうとう組織委は、学生だけでなく企業戦士も
東京五輪のために駆り出すつもりだ。
ノルマを課せられた企業サイドも断るのは難しい
だろう。
気になるのが、これが業務となるのかという
ことだ。
富士通ではボランティア活動には積み立て休暇
や有休を利用してもらう予定だという。
富士通の広報担当はこう言う。
「当社の社員はこれまでにも、さまざまなボランティア
活動に参加しており、今回もボランティア活動を通じて
良い経験を積んで、仕事に生かして欲しいと思っており
ます」
東京五輪の国内パートナー企業は45社、
各社から300人のボランティアが集まっても
1万3500人にしかならず、目標である8万人
には遠く及ばない。ただ、これ以上の上積み
は難しいようだ。
「300人の社員をボランティアとして送るだけでも、
業務のバランスを考えたり、周囲の協力を得なけれ
ばならない状況です。これ以上の人数がボランティア
に割かれるとなると業務上の支障が出かねません」
(富士通広報担当)
このままでは、いずれ中小企業や町内会、
PTAにも五輪ボランティアの枠が割り当てられるに
違いない。
戦争中の“国家総動員”と同じだ。
1カ月間の祭典のために、ここまでやる必要がある
のか。
【転載終了】
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全国の20代から60代の合わせて1万人が回答
したという世論調査の結果、60%が「行きたくない」
と回答。
「行きたい」との回答は23%だったそうです。
今後も集めるのは大変なようですね。
風呂敷をどんどん広げすぎ、予算は大きくオーバー、
人も集まらないのでは東京都も大変でしょう。
国が動き自冶体からも出すようになるでしょうね。
なんせ、安倍首相までノコノコ出て行ったのですから。
あの時も、「首相ではなくメダリストか知名度のある
スポーツ選手にしたほうがいいのに」という意見もあり
ましたね。
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