岸田政権ゴリ押し「マイナ保険証一本化」に“黄信号”

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■岸田政権ゴリ押し「マイナ保険証一本化」に

 “黄信号”

 利用率4.5%で5カ月連続減少の不人気ぶり

 公開日:2023/10/30


■集中企画・マイナ狂騒(51)

懸命にアピールしても利用率はたったの4.5%・・・

(マイナ保険証の利用体験会を視察する河野太郎

デジタル相)/(C)共同通信社


 低空飛行どころか“墜落”しつつある。

健康保険証とマイナカードが一体化した

マイナ保険証の利用率のことだ。


 厚労省によると、マイナ保険証の9月の

利用率は4.5%。8月の4.7%からさらに

落ち込み、5カ月連続の減少となった。


 マイナカード普及の旗振り役である

河野デジタル相は29日、利用率について

「便利ということが伝われば増えていく

と思うので、今のところあまり心配はし

ていない」と強弁。

神奈川県二宮町で開かれたマイナ保険証

の体験会を視察後、記者団に語った。


 河野氏は体験会で「(マイナ保険証は)

簡単に使える」「病院や薬局に出かける

際は使って欲しい」と呼びかけたが、

マイナ保険証は登録率7割超にもかかわ

らず、利用率は下落の一途だ。

保団連の竹田智雄副会長

(竹田クリニック院長)がこう言う。


■トラブルや混乱絶えず、医療機関は

 負担増


 「政府は来秋に予定している健康保険証

の廃止とマイナ保険証への一本化について、

『国民の不安払拭が大前提』と繰り返して

きました。しかし、利用率4.5%の数字こそ、

不安払拭ができていないことの表れだと思い

ます。正直、河野さんが心配していない方が

おかしい。患者さんには高齢者が多く、マイ

ナ保険証の使い方が分からなかったり、窓口

負担の割合が誤表示されたり、とにかくトラ

ブルや混乱が絶えません。患者さんだけでな

く、医療機関にとっても逆に業務負担が増え、

メリットなんて感じられない。政府はマイナ

保険証の利便性を強調していますが、医療

現場の実態との乖離が激しいのが実態です」


 利用率が低いままだと、来秋の保険証廃止

に影響する可能性がある。


 岸田首相が「(マイナンバーの)ひも付け

の総点検と修正作業を見定め、さらなる期間

が必要とされた場合には必要な対応を行う」

と明言している以上、利用率の低さは無視

できないはず。保険証廃止に“黄信号”だ。


 「マイナ保険証が本当に便利なら、健康保

険証との併用を認めても勝手に利用率は上が

っていくはずです。今の利用率のまま保険証

廃止に突き進むことは到底、受け入れられま

せん」(竹田智雄氏)


 政府のゴリ押しには、ほとほとウンザリ

する。


【転載終了】

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 抜本的な見直しが必要な気がしま

すね。


 ここまできて、河野大臣も意地に

なってきてるんですかね?


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