東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り
2018年9月19日
自民党総裁選で、国会議員票の8割を
固めて優位に立つ安倍首相。
勝利は確実視されているが、この週末、
報道各社が党員・党友を対象に実施した
調査結果を見て真っ青になっているの
ではないか。
石破元幹事長が意外な健闘を見せて
いるのだ。
安倍は地方票で大苦戦を強いられている。
■勝敗ラインを55%に下方修正
読売新聞が14~16日に47都道府県 で
実施した党員調査では、投票先は安倍 が51%、
石破36%だった。 13%は投票先を明らかに
しておらず、 これがごっそり石破に向かえば、
ほぼ拮抗 する。
日本テレビが15、16日に行った調査でも、
安倍51%に石破が41%と迫り、
「まだ決めていない・わからない」が8%だった。
共同通信の14、15日調査では6対4で安倍
が先行しているという。
「石破は地方票で3割取れば善戦といわれ
ていたので、4割に迫る勢いとは驚きました。
一般有権者の感覚に近い党員・党友から、
安倍首相が支持されていないことが浮き彫り
になった。
先週金曜以降、テレビで流れた 数少ない討論を
見るだけでも、論理的で説得 力がある石破に
票が流れるのは当然という気 はする。
ロシア外交での大失敗もあり、石破 は最終盤で
さらに票を増やす可能性がある のではないか」
(自民党ベテラン議員)
国会論戦では、一方的に野党を罵倒して いれば
よかったが、総裁選の政策論争では そうはいかない。
同じ自民党議員の石破に対し、責任転嫁 するわけ
にもいかず、論戦では安倍のウソ や劣勢が明らかに
なる一方。
来年の統一地方選や参院選を考えたら、
「こりゃ安倍ではダメだ」と考える党員が 増えるのも当然だ。
安倍陣営は当初、「完膚なきまでに石破 を叩きのめす」と
鼻息荒く、国会議員・地方 票ともに圧勝を目指していた。
8月20日の 夜に選対の主要メンバーが国会近くのホテル に
集まった際には、下村元文科相が「地方票 でも8割取ろう」
とハッパをかけたという。
「それで地方議員を締め付けたものの、 思うように票が
伸びない。幹事長や地方 創生相として地方を回ってきた石破
の 底力は侮れないことが分かった。結局、 2012年の総裁選
で地方票で圧勝した 石破の得票率が55%だったことから、
安倍陣営は地方票の勝利ラインを55% に下方修正しています」
(安倍陣営関係者)
ある大手報道機関が集計した都道府県別 の調査結果では、
宮城や山形、茨城、長野な どで石破がリードしていた。
鳥取・島根も石破が圧勝。
徳島、高知、宮崎でも安倍を引き離している。
ほぼ互角か、安倍陣営が勝利ラインとする 55%に
達していない都道府県もまだ12ある。
下村のお膝元である東京は数ポイント差で 拮抗。
神奈川は、小泉進次郎筆頭副幹事長を除く 全国会議員が
安倍支持を表明しているのに、 過半数を制しきれていない。
北海道、香川、佐賀、大分でも石破が猛烈に 追い上げている。
「ポスト目当てだったり、権力に逆らえない という
永田町の論理で安倍支持に雪崩を 打った国会議員と、
党員の感覚は違うという ことです。古くからの自民党
支持者には政治 意識が高い人も多く、主体性を持って
投票 する。安倍陣営から恫喝されたと告発した 地方議員
がいるように、異常な締め付けに 対する反発もあるで
しょう。もし地方票で石破 が4割取れば、安倍1強に
なびく国会議員と 党員のズレが顕在化し、たとえ安倍
首相が 勝っても政権運営の見直しを迫られかねま せん」
(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
無理が通れば道理が引っ込むような 安倍政権のやり方
には、さすがに自民党員 も黙っていられなくなったか。
【転載終了】
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平野浩氏のツイートの詳細ですね。
石破氏は、次の目が残りますかね。
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