安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ。
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ
2018年9月22日
20日の自民党総裁選で、 安倍首相が
獲得した地方票の数字に 注目が集まっている。
全国の党員・党友が投票する地方票
(405票)のうち、安倍首相は55.3%
にあたる224票を獲得し、目標ラインと
していた「55%」をギリギリ死守。
地方に強いとされる石破元幹事長が
2012年の総裁選で獲得した地方票が
55%だったことから設定された数値だ が、
5人が立候補した中で55%を集めた
石破氏とは事情が違う。
「一騎打ちで現職が半分ちょっとしか取 れ
ないなんて、党員からの不人気が浮き 彫りに
なった。今回、党員の投票率が 61.74%
でした。そのうちの55%だから、 党員全体
の3割からしか支持されなかった 計算です」
(自民党ベテラン職員)
■「ひとりで大量投票しているケースもある」
自民党の規程によれば、党員票の投票 資格
を持つのは、「20歳以上で、前年まで 2年
連続で原則年額4000円の党費を納め た人」。
今回は特例で党員資格が「18歳以上」に 引き
下げられ、党費も17年に納めていれば OKと
なった。
これで投票資格のある党員がおよそ16万人
増え、支援団体の会員である党友と合わせて、
総裁選の有権者は約104万人だった。
党員は総裁選前日までに主に専用はがき で
投票。
はがきは指定の郵便局に留め置かれ、選挙
当日に都道府県連が開票することになって いる。
「総裁選は公職選挙法の対象外だから何で
もありだし、党員の投開票もいい加減なもの
です。“犬猫党員”という言葉もあるくらいで、
自分で会費を払って知人を勝手に党員にして
しまうことは昔からよくある。安倍政権では
国会議員に党員獲得の厳しいノルマを課して
いるから、なおさらです。しかし、国会議員
の 8割が安倍支持という総裁選で、陣営が誓約
書まで取って必死に締め付け、組織的に投票
させても、55%しか取れなかった。党費を
払っていながら投票しなかった一般党員の多く
は、安倍首相を支持していないと考えるのが
普通です。そうなると、厳密に見れば、本当に
党員票の55%を取ったのか怪しいものです。
投票用紙をかき集めて、ひとりで大量投票
しているケースもあるでしょう。都道府県連の
開票結果はメールなどで党本部に送られる
そうですが、数え間違いや、数字の入力ミス
があっても、国政選挙のようなチェックは入り
ようがありません」(政治評論家・本澤二郎氏)
安倍の得票率が、陣営が設定した勝敗ライン
の55%ぴったりだったのは、なんとも絶妙だ。
かくて党員の約3割、わずか35万人が選んだ
総裁が国のトップに君臨する。
【転載終了】
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旧民主党の小沢氏と菅氏の代表選 でも
不正があり、結局、菅氏が代表に なりました。
省庁や成果の中に、小沢氏を総理に したく
ない勢力があり、小沢氏以外なら 旧民主政権
を潰せるとみたのでしょう。
結局その勢力の思惑どおり、小沢氏 が政治
活動を制限されている2年間で 政権が自民に
移ってしまいました。
挙句、自民党や財務省の思惑通り、 消費増税
8%まで野田元総理が決め てしまいました。
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