メキシコ撤退意向で失敗の足音ヒタヒタ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■メキシコ撤退意向で失敗の足音ヒタヒタ・・・
万博は“日よけリング”と同額の補償金で
中止できる
公開日:2023/11/12
早めの決断を(大阪府の吉村洋文知事)
/(C)共同通信社
「8時だョ!全員集合」のコントじゃない
が、「吉村、後ろ! 後ろー!」とツッコみ
たくなるほど、失敗の足音が迫っている。
2025年開催の大阪・関西万博にパビリオン
を出展予定だったメキシコが日本側に撤退の
意向を伝えていたことが判明。
メキシコはパビリオンを自前で用意する
「タイプA」での参加を計画していたが、
来年6月の大統領選の結果次第で予算確保が
難航する可能性があるからだという。
参加を表明している153の国・地域のうち、
撤退の動きが明らかになったのはメキシコが
初めて。
MBS(毎日放送)によると、撤退の意向を
示しているのはメキシコを含めて5カ国程度
だという。
会場建設費が当初計画の約2倍に達する
最大2350億円に膨れ上がり、地元の反発も
高まる中、吉村府知事にとってまさに
泣きっ面に蜂。
10日の会見で、メキシコ撤退の報道につい
て「(発言を)控えさせていただきたい」
「一国でも多く参加してもらいたい」と
言葉少なに語り、時おり唇を固く結んだ。
吉村知事は自身のX(旧ツイッター)で、
〈万博の経済効果は2兆4000億円~2兆
8000億円〉といまなおアピールしているが、
前提となる想定来場者数は東京ディズニー
ランドやUSJの年間来場者数の約2倍という
デタラメ。
「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)
誘致と万博は抱き合わせで、万博を通じて
民間事業者では実施困難なインフラ整備を
公費に肩代わりさせているのが実態」
(府政関係者)であり、ゆえにドンブリ勘定
なのだ。
■「傷が浅いうちに中止を」と元参院議員
建設が進む「日よけ」/(C)共同通信社
地元・大阪で万博やカジノ問題を追及す
る辰巳孝太郎元参院議員がこう指摘する。
「正直、傷が浅いうちに早く中止を決め
て欲しい。万博主催者が中止を判断した
場合、主催者から参加国及びBIE(博覧会
国際事務局)への補償が生じます。大阪・
関西万博の登録申請書によれば、今年4月
13日から来年4月12日までの間に中止を
通知した場合、補償上限額は約2億3200万
ドル、日本円にして約348億円です。パビ
リオンを囲むリング(大屋根)の建設費が
350億円に上り、『日よけにしては高すぎ
る』との批判が出ていることも踏まえれば、
日よけ費用を補償金に充てた方が賢明で
しょう。ちなみに、来年4月13日以降に
中止となった場合、補償上限額は5億5700
万ドル、約835億円に膨れます。決断する
なら今のうちです」
撤退国が続出すれば、経済効果への
悪影響は避けられない。
吉村さん、さっさと中止した方がエエんと
ちゃう?
【転載終了】
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東京五輪の失敗を学習していない
のでしょう。
勇気ある撤退が勝に繋がることも
あるのですがね~。
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