アベノミクス株バブルがはじける日・・・!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■米金利下げで超円高に
アベノミクス株バブルがはじける日
公開日:2018/09/30
浮かれているは今のうち――。
28日の日経平均株価は、一時、
ほぼ27年ぶりにバブル経済崩壊後の
高値を更新した。
また為替は、1ドル=113円台半ばまで
円安が進行。
市場は大ハシャギだが、しょせんは
アベノミクスが繕う「虚構の産物」だから、
はじけるのも遠くない。
終値は前日比323円高の2万4120円。
新聞・テレビは「実体経済も底堅い」と
報じているが、ホントにそうなのか。
空前の好景気であれば、世界が驚くような
大ヒット商品が出ていても不思議 じゃない。
だが、そんな商品やサービスは何一つ ない。
むしろ、肌感覚の経済はその逆で、
地銀は半数が2期連続赤字だし、日立製作所
だって自社ブランドテレビの国内販売からの
撤退を明らかにした ばかりだ。
にもかかわらず、なぜ、株高なのか。
経済評論家の斎藤満氏がこう言う。
「日銀の金融緩和による円安誘導で、
輸出に追い風を吹かせる一方、GPIF
や日銀の株大量買いで株高をキープして
いるだけ。企業が魅力的な商品開発や
サービスを生み出したり、力強い 需要に
支えられているわけではない。
企業も景気の脆弱性を分かっていて、
今のうちにと内部留保をため込んでいる」
つまり、ジャブジャブになった大量の
カネが行き場がなくて株に流れている だけ。
実体のない株高に過ぎないから、何かあれば
すぐコケる。
もっとも困るのが円高だが、その足音はすで
に聞こえつつある。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、今年
3回目の利上げを決定。
今後の利上げについて12月にあと1回、19年は
3回、20年は1回との見通しを 示した。
「トランプ大統領の減税効果はせいぜい
来年まで。FRBは成長率を、18年の
3・1 %から、19年2・5%、20年
2・0%、21年 1・8%と減速の見通し
を示しています。20年以降は、“利上げ止め”
で済まず、 いつ利下げされてもおかしくあり
ません」 (兜町関係者)
一方、日本は金融緩和見直しで、利上げ
容認の方向だ。
つまり、米国の金融緩和と日本の金融 引き締め
という“円高要因”がダブルで 同時に起きかねない。
「そうなると、急激かつ大幅な円高が 進む
可能性があります。輸出は大打撃 を受け、
株安が進む。GPIFの株の運用 でも損失が
出るので、年金資金も減る ことになります。
かといって、国債が暴落 (金利アップ)し、
財政赤字は拡大するの で、景気対策も打ち
にくい。踏んだり 蹴ったりです」(斎藤満氏)
日本経済がメチャクチャになった頃、
安倍首相はちょうど任期オーバー。
早くクビをすげ替えないと大変なことになる。
【転載終了】
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首を挿げ替えるにも、3選で手遅れ
なのでは?
2万4000円台は、日銀が片棒を
担いだようですね。
家電(特にテレビ)は、戦略ミスで
アジア圏の日本家電の需要が韓国 LG
に席巻されてきているとか?
東京オリンピックを無理やり招致 した
のも、4Kを売りたいためなのか? と、
個人的には考えたり。
来年ですね、問題は。
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