安倍政権“自滅”は時間の問題・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■片山さつき氏入閣で限界露呈

  安倍政権“自滅”は時間の問題 

 公開日:2018/10/03


  2日の内閣改造と党役員人事で、 

安倍政権の限界がハッキリ見えた。 

どんなに立派に見える家でも、 

屋台骨にガタがきているのに放って 

おいたら、内側から崩れ落ちるのは 

必定だ。 

ガラクタ素材で補強したところで、 

どうにもならない。


  改造人事について、安倍首相は 

「しっかりとした土台の上に、幅広い 

人材を適材適所で」と言い続けて きた。 

「土台を固める」という方針で、

 政権の屋台骨である菅官房長官と麻生

財務相、二階幹事長の留任を真っ先に

決めたのだ。


  「ただでさえ二階は79歳、麻生は

78歳と高齢で、この2人が踏ん張って

いるかぎり、党内の世代交代が進まない。

しかも、政権の“花形ポスト” である官房

長官と財務相は第2次 安倍政権発足時

から一度も交代が なく、お鉢が回って

こない待機組の 不満は爆発寸前でした。

それでも 政権が力を持っていれば誰も

文句 を言えなかったのですが、今回は 

空気が違う。

相変わらずのオトモ ダチ重用人事に、

党内で怒りの声 が渦巻いています」

 (自民党の閣僚経験者) 


 ■腐った屋台骨をガラクタで… 


 今回、初入閣が決まったのは、お騒がせ

議員の片山さつき氏、安倍首相の首相補佐官

や総裁 特別補佐を務めてきた茶坊主の 

柴山昌彦氏、極右仲間の桜田 義孝氏、

スマホ向けゲームの 「あべぴょんを開発した

という 平井卓也氏……。 

その他は、組閣のたびに名前だけは挙がる

宮腰光寛氏や原田義昭氏、吉川貴盛氏ら

滞貨一掃組がズラリだ。


  「総裁選で主要5派閥からの支持を取り

付けた結果、各派閥の意向を尊重せざるを

得なくなった。特に 党内第2派閥を束ねる

麻生さんと、総裁3選の道筋をつけた二階

さん には格別の配慮をしています。この 

2人の不興を買って反安倍に回られ ては、

たまらないですからね。がんじがらめに縛ら

れた結果、当選回数を 重ねた大臣待機組

“在庫一掃”に 協力し、新鮮味は出せなかった

のです」(官邸関係者)


  主要閣僚は代わらず、新入閣組は オトモダチ

とくたびれた滞貨ばかり。 

こんな改造内閣に期待しろという方 が無理だ。


  「屋台骨を中心にしてオトモダチを 要所に

配し、残りを派閥に論功行賞で配分するという

内向きの論理だけ で、まったく有権者の方を

向いていな い人事です。少なくとも麻生財務相 

は交代させなければおかしい。何度 辞任しても

おかしくないほどの暴言をを繰り返してきたし、

公文書改ざん という大問題を起こした組織の

トップ が責任を取らずに続投なんて、あり得ま

せん。麻生財務相や菅官房長官、二階幹事長を

交代させて、若返りで人心一新すれば支持率

アップも望め たかもしれませんが、この布陣

では 難しい。延命第一で小幅改造にとど めた

ことが裏目に出て、党内の不満 に足をすくわ

れることにもなりかねま せん」

(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)


  守りを固めるつもりが、肝心の屋台骨 が

腐っていれば、あっという間に家は傾く。 

干された石破派が暴れるまでもなく、

 自滅は時間の問題だ。 


 【転載終了】 

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  確かに、麻生氏と菅氏の留任はないですよね。 

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