鳥取・島根連合が浮上!

 ジャーナリスト同盟Web機関紙 


 【転載開始】 

 ■鳥取・島根連合が浮上! 


 <怒り狂う細田・竹下+石破+宏池会林G+石原G>

  今回の党・内閣人事で、派閥の大将としての

メンツをすっかり失った御仁というと、

総裁派の細田博之と竹下派の竹下亘の、

ともに島根県の自民党実力者。 

政界雀は「90人の大所帯を率いて安倍 

三選の功労派閥・清和会の細田会長の 

改憲推進本部長の首を、安倍は容赦なく 

切り落とした。 

そして賄賂の容疑のかかっている下村を 

指名した。 

これには日頃、穏健そのものの細田も怒り

心頭だ。 

細田派内どころか党内からも同情が集まって

いる。 

同じく、安倍にコケにされたのが、竹下派 

の会長だ。 

二人は傷をなめあいながら、反撃の機会を

狙うようだ」と安倍打倒連合の行方を 注目

し見ている。


  これに腰を浮かせているのが、いうまでも

なく安倍の挑戦者・石破茂である。 

島根と鳥取の反安倍連合が、水面下で進行し

始めているというのだ。 ほかにもいる。

安倍・山口県の最大のライバルの林芳正の

宏池会反安倍 グループだ。 まだいる。

今回の人事で完全に干され た石原グループ。 

これら5人の派閥会長らが反安倍で固まる

という。 

生き馬の目を抜く政界の動きは速い。 


 <福田康夫+青木幹雄+古賀誠+山崎拓らOBも動く>

  清和会の本家である福田康夫は、細田に 

同情的という。当然であろう。 

衛藤征四郎ら福田側近も、安倍の今回の

やり方に強く反発している。


  「安倍の小僧にかき回されてたまるか」

と の思いが強い。


  こうした事態の到来を待ち望んでいたの が、

竹下派OBの御意見番・青木幹雄だ。 

竹下派を石破支持にまとめた御仁だ。

今回 の安倍人事による「細田派の乱」に

ニンマリ という。


  青木には、小渕恵三の後継人事において、

 政権を清和会に継承させたとの負い目が 

ある。 

この重い責任が、その後ずっと尾を引いて 

いる。 

災害列島を放置、改憲軍拡路線で、弱者を 

放置してきたという政治責任はただごとで 

はない。 

1日でも早く清和会政治を終わらせなければ、

死んでも死にきれない、との思いが強い。


  その点で、宏池会OBの古賀誠も同じような

考え方をしている。

今回の総裁選 で、会長の岸田文雄はいち早く

安倍に屈服して衝撃を受けたが、安倍に反撃 

した林芳正は古賀の意向に応えてくれた。


  かくして1日で、永田町は大きく変貌 して

いる。

石原グループの面倒を見て いる山崎拓も、

この反安倍勢力に 加わったようだ。


  沖縄知事選の大敗の、予想外の影響と新展開

である。 


 <40日抗争の再現も、不信任提出も視野?>  

 過去に自民党では、40日抗争という党内

抗争があった。 

事情通は「事と次第では40日抗争が 起きる

環境が出てきている」というのだ。


  「野党を巻き込むと、内閣不信任案を 可決

させられる可能性も考えられる」と いうのだ。 

人事の恨みつらみは小さくない。


  谷垣グループには、何度も当選しても入閣

できない逢沢一郎がいる。 

松下政経塾OBだが、同塾出身の唯一の護憲

リベラルで知られている。

同じよう に安倍の家庭教師で、出来の悪い

シンゾウの頭を何度もたたいたという 

平沢勝栄も、完璧に干されている。


  第4次安倍改造内閣は、公明党との 改憲を

優先するあまり、露骨な改憲シフト を断行

して、自らの仕掛けた罠に落ち 込んでしまった

ものか。


  アベノミクスは、とうに崩壊している。 

農民を犠牲にする、米国との自由貿易協定が

列島を押しつぶすだろう。 

地方選出の議員の怒りの心境は、爆発 寸前

である。 

株高にしても、政府・日銀・銀行の株買い の

イカサマ操作によるもので、日本の 景気が

上向いているわけでは全くない のだ。


  安倍外交は、四面楚歌の状態にある という

のも事実である。 

国内に格差を持ち込んで、人々の生活と精神

の分断を助長しているのも、改憲 のためと

いう、許しがたい政治手法で ある。 


 <政界一寸先は闇>

  政界一寸先は闇とよく言われてきたが、 

長期政権が崩壊する時には、それが 的中する

ものだ。


  「安倍やめろ」の合唱は、国民共通の 合言葉

なってきている。


  6年の長期間、安倍の恣意的な人事と暴政に

対して、鬱積した思いを爆発 させる機会の到来が、

ひょっとして今 かもしれない。 

既に、極右の12人の新人閣僚の暴言も野党追及

対象となった。 

むろん、モリカケTBS強姦魔事件もこれ から

本格的に追及するのだから。 

国民が、永田町監視を新聞テレビに 全て委ねて

ると、日本丸の進行を誤る かもしれない。


  この波乱万丈の世界での長期政権は、 もろく

危うい。  


2018年10月4日記 

(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・

 日本記者クラブ会員) 


 【転載終了】 

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  閣僚のメンツをみると、「日本会議」の 

議員ばかりです。


  安倍政権での改憲を必ずするという 

決意の現れでしょう。


  党内のまとまりがないと「改憲」は 

無理のような気がしますが? 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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