口利き疑惑の片山事務所犯した罪は「詐欺」の可能性も!?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■口利き疑惑の片山事務所  

 犯した罪は「詐欺」の可能性も 

 公開日:2018/10/26  

 24日から始まった臨時国会で、

 “大炎上”必至なのが、国税庁へ 

の口利き疑惑の片山さつき地方 

創生相だ。 

疑惑報道は「事実誤認」として、 

版元の提訴に踏み切ったが、 

追及姿勢を強める野党は 

「あっせん利得処罰法に当たる 

のでは」と息巻いている。 

しかし、事はその程度では済ま 

ない恐れがある。 

片山事務所が犯した罪は口利き 

どころか、「詐欺」にまで“発展” 

する可能性があるのだ。 


 ■否定すればするほど強まる疑い 


  週刊文春の報道によると、 

3年前に税制面でメリットを受けら 

れる青色申告が取り消されそうに 

なった会社経営者が、片山事務所に

相談。 

話を受けた税理士の資格を持つ私設

秘書は 「全然大丈夫ですから安心して 

ください」と要望を了承し、 

100万円の着手金を受け取ったが、 

結局、経営者が要望した青色申告の

取り消しはかなわずじまい。 

つまり、秘書はカネだけ受け取って、 

頼まれた“仕事”は一切果たしていない

ということだ。  


 「国税庁は青色申告の取り消しに 

ついて、一定の指針に基づき機械的に

処理するとのことで、外部からの干渉

が入る余地はないそうです。 

そんな国税庁のルールを税理士である

秘書が把握していないというのはいか

にも不自然。

本当に口利きをする気があったのか

疑問です」 (霞が関関係者)  


 片山大臣は口利き疑惑について、 

「事実誤認」と主張。

国税庁は、野党 合同ヒアリングで

「個別の税務調査に関わることであり

コメントは差し 控える」と否定も肯定

もしていない。 

秘書は受け取った100万円について、 

「税理士の業務として受け取った」と 

説明しているというが、経営者にカネ 

を請求した際の書面には片山大臣本人

の名前も明記されていた。 

個人的な「税理士の業務として」と 

いう言い訳は成立しない。  


 いずれにせよ、口利きの事実を否定 

するのなら、そもそも100万円を受け 

取った目的は何だったのか。 

もしや、国税庁への口利きなど秘書の 

頭にはなく、相談を受けた当初から 

「安心して下さい」と言葉巧みに経営者 

をダマし、100万円を懐に入れること 

が目的だったのではないか。 


 経営者は、秘書に依頼した約3カ月後、 

片山大臣本人に進捗状況を確認。 

すると、片山大臣は血相を変えて激怒し、 

秘書への連絡を試みたというから、 

片山大臣は秘書の所業を当初、 把握して

いなかったのかも知れない。 

秘書が片山大臣の「財務省OB」という 

“看板”を利用して「詐欺」を働いた可能性

だって考えられる。 


 「状況から見て、詐欺の疑いが生じる 

可能性はゼロではないでしょう。しかし、 

秘書は経営者の要望を受け、共に経営者 

の地元税務署に行き、担当者と面会して 

いる。ダマすことが前提で、経営者を信用 

させるために同行したというなら、詐欺の 

可能性は高まります。ただ、意図的にダマ

そうとしたか否かは、秘書の『内心』に

関わる問題です。立証するのは困難でしょう」 

(元検事の落合洋司弁護士) 


 あっせん利得処罰法違反の刑罰は懲役3年

以下だが、詐欺罪は懲役10年以下と、 

より重い処分が下される。 

「事実誤認」とはそういうことなのか――。 

片山大臣は秘書の監督責任を問われても 

仕方があるまい。 


 【転載終了】 

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  片山大臣の辞任は避けられないの 

かもしれませんね。 


 安倍政権は、一度もまともな組閣が 

できていませんね。 

必ず、辞任大臣が出ています。  


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