株価1カ月で2936円下落・・・外国人投資家に餌食にされる日銀!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■株価1カ月で2936円下落・・・
外国人投資家に餌食にされる日銀
公開日:2018/10/27
株価の下落が止まらない。
25日の日経平均終値は、
前日比822円安の2万1268円と
大幅に下落。
26日も前日比84円安と続落した。
9月末の日経平均株価は 2万4120円
だった。
この1カ月で2936円も下落している。
そんな中、負けの込んだギャンブラー
のように、株を買いまくっているのが日銀だ。
驚くことに黒田日銀は、25日までの
10月の18営業日すべてでETFを購入
している。
総額は約8000億円だ。
とくに直近は、5営業日連続で毎日715億円
買っている。
それでも株安は止まらない。
経済評論家の斎藤満氏が言う。
「投資家は株価が下がると日銀が買いを入れる
のを分かっています。だから下がれば安値で買い、
日銀の介入後、高値で売って儲けてきた。ただ、
現状は 日銀の買い支え程度では追いつかない
くらい世界的な株安が進んでいる。日経平均の
最近の下落は、外国人投資家が損する前に売り
抜けた要因が大きい」
東証が発表した10月第3週(15~19日)
の投資部門別株式売買状況によると、
外国人投資家は2週連続で売り越している。
売越額は2120億円だ。
7月の金融政策決定会合で、 日銀は金融緩和
見直しに方針転換した。
実際、ETFの買い入れ(715億円)は、7月
が3回、8月が2回と激減。
市場では「いよいよ出口を探し始めた」とささやか
れた。
ところが、10月の株安を目の当たりにし、
日銀はあっさりETF爆買いを再開した形で ある。
「これからも『株が下がれば日銀は買い ますよ』
と宣言しているようなものです。外国人投資家は
日銀の介入を利用して、引き続き売り抜けを繰り
返すはずです。日銀が買い支えをして、株価が維持
されるならともかく、これほど下落してしまうのは
問題です。今の下落局面で日銀が大規模なETF買い
を続ければ、外国人投資家は売り抜けて儲かっても、
日銀が 買った株価は下がるわけですから、国民 の
財産が目減りしていくことになります」 (斎藤満氏)
いよいよアベノミクスの終わりが始まった。
【転載終了】
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日銀政策委員の無能さに驚愕です。
今回の下げには、海外が売っているとは
思いましたが、日銀はETF購入を して
いないと思っていました。
まさか、10月の18営業日すべてで
ETFを購入しているとは露程にも思って
いませんでしたね。
日銀の買い支えで、傷口を深くしたような
ものです。
NYが米中貿易戦争で不安定なので、
海外が日本売りに来ているのでしょう。
これでは、海外の売り買いに翻弄され、
日銀は泥沼にはまったようなものです。
政策委員をアベ友で固めた副作用が
いよいよ出始めたのでしょうね。
安倍政権は、日本経済を破壊して
しまうかも?
経団連もアベ友ですしね。
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