ハロウィン暴徒化の心理は心理学者が指摘・・・
ハフポスト日本版
【転載開始】
■軽トラ横転させダンス・・・
ハロウィン暴徒化の心理は
心理学者が指摘
「1人だと大したことをしないのに集団
になると大事になることをしてしまう」
月末前の休日を迎え、 ハロウィン一色に
なった週末の東京・渋谷。
思い思いの衣装で楽しむ人がいる一方で、
若者たちが"暴徒化"し様々なトラブルを
引き起こして いた。
ここ数年、参加者のマナーが 大きな問題に
なっていたため、渋谷区長は「31日だけ」
「終電まで」 「ビンは売らない」という異例
の要請を出していた。
しかし、センター街は身動きが取れなくなる
ほど人が集まり、道路には割れたビンが散乱
するなど、区長の要望は聞き入れられなかった。
午前1時を過ぎても騒ぎは収まらず、
井ノ頭通りは大音量で音楽を流す車両とその
周りで人々が踊り出す "無法地帯"と化したほか、
センター街の交差点では暴徒化した人々が横転
させた軽トラックの上で踊るという出来事も
起こった。
ドラッグストアでは、酔った通行人が商品棚を
倒しそのままいなくなったと いう。
普段は真面目なはずが、なぜ集団、特に
ハロウィンになると"暴徒化"してしまうのか。
臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏は
次のように指摘する。
「非日常感というのは人のいろいろな心理を
狂わせるし、1人だと大したことをしないのに
集団になると大事になることをしてしまうのが
群集心理。
軽トラックをひっくり返して上に乗るなんて
いうのは中々見ない光景で、集団がそこまで暴走
する背景は あったと思うが、心理学では
『腐った リンゴ理論』に例えられる」
「腐ったリンゴ理論」とは、悪いことを考える
(腐った)人が1人でもいると周りに伝染すると
いうもの。
集団の中に逸脱した行為をする人が1人でもいると、
それが伝染して周りも行動してしまうことのことで、
ある実験によると逸脱行為をする人が1人でも10人
でも関係ないのだと いう。
では、そのような人が出てきた場合はどうすれば
いいのか。
藤井氏は 「ハロウィンに関しては、いまお祭りが
減っていて普段ストレスやモヤモヤを発散する場が
少なくなっているので、そういう場が必要」とし、
「人の目を意識すると逸脱した行動を取りにくい
とされていて、人の目の部分だけを切り取った
ポスターなんかを貼る と、社会的に望ましい行動
が促進されるという実験結果もある。防犯カメラは
見慣れているので変わった対策が必要 だし、警察
による見せしめ的な取り締まりも必要かもしれない」
との見方を 示した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
【転載終了】
********************* ******
昔、ビートたけし氏のネタにあった、
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
ということでしょうかね。
0コメント