官房長官補佐官が突然の退任発表・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■官房長官補佐官が突然の退任発表・・・
背後に“怪文書”騒動か
公開日:2018/11/02
菅官房長官の“懐刀”を自任する
大臣補佐官が近く退任するという。
今国会での成立が見込まれている
水道法改正案など、公共サービス
改革の旗振り役を務めてきた人物
だが、突然の退任発表は、
「なぜ、このタイミングで?」と臆測
を呼んでいる。
実は、官房長官を後ろ盾に権勢を
ほしいままにしてきた補佐官を
巡っては、怪文書も出回る騒動が
起きていた。
「菅義偉官房長官の大臣補佐官
を務める福田隆之氏が近く退任
することが30日、分かった。
関係者 が明らかにした」――。
31日の深夜1時に産経ニュースが
配信した小さな記事が、政界では
大きな話題になっている。
福田氏は1979年生まれの39歳。
早大教育学部卒業後、野村総合研究所
の主任研究員を経て、2012年から
新日本有限責任監査 法人エグゼクティブ
ディレクター・インフラPPP支援室長
を務めていた。
その時に菅長官の知遇を得て、16年
1月から官房長官補佐官に就任した。
民間からの登用は菅長官の一本釣り
だったといわれている。
起用の理由について、菅長官は当時の
記者会見で
「民間資金の活用による公共施設の整備
運営(PFI)に広範な識見、経験を有し
ており、公共サービス 改革に関わる重要
事項を担当してもらう」と説明していた。
「福田氏が手掛けていたのは、主に水道
事業や港湾のPFIです。役所との折衝では
官房長官の 威光を振りかざし、ゴリ押しして
くることで有名だった。口癖は 『菅長官が
言っている』。『官房 長官の意向なのだから、
つべこべ言わずにやれ』という高圧的な態度
で、陰では“黒い補佐官” と呼ばれていました」
(国交省関係者)
加計学園問題で、官邸の補佐官や秘書官が
「総理のご意向」を振りかざしたのと同じ
構図だ。
書かれている内容の真偽は分か らないが、
永田町では、臨時国会直前から福田氏に関す
る怪文書が 出回っていたという。
「怪文書に書かれていたのは、 PFIに関連
したリベート疑惑などです。民間業者の選定に
介入して 見返りを要求しているとか、パリ出張
の際にフランスの水道業者から接待を受けていた
という内容 でしたね。福田氏のバックには 竹中
平蔵氏がいて、民間運営の 市場形成で利権を
独占しようと しているとか……。それらが事実
ならば、水道法改正案の成立も危うくなりかね
ない。報道では、担当していた仕事に区切りが
ついた福田氏が自ら退任を申し 出たとされて
いますが、焦った官邸側が“切った”のが実情で
しょう」(自民党議員秘書)
いやはや、日刊ゲンダイが入手 した“怪文書”
には、 「補佐官室にポテトチップスを常備」
「蕎麦の薬味のネギにも手をつけないほどの
野菜嫌い」 「自宅用の土産は和菓子が喜ばれる」
など、役所内部の人間しか知り得ないような情報
も書かれている。
「官邸が絶対的な力を持っていれば、 内部
情報がポロポロと漏れ出てくることは考えら
れません。政権中枢を直撃する怪文書騒動や
補佐官の退官 は、政権の力がなくなり、官邸
のグリップが利かなくなっていることの証し
でしょう。 霞が関全体が、3選でレームダック
化した安倍政権と距離を取り始めているように
感じます」 (政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
こういう綻びから一気に崩壊まで行く ケース
もある。 安倍政権もそろそろ先が見えてきた。
【転載終了】
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日本憲政史上、これほどの暴政はなかった
と思います。
>口癖は『菅長官が言っている』。
『官房長官の意向なのだから、つべこべ
言わずにやれ』という高圧的な態度で、
陰では“黒い補佐官”と呼ばれていました」
上記のような補佐官の発言のように、官邸に力が
集中しすぎ、横暴を極めています。
菅官房長官の沖縄に対する姿勢にも官邸の横暴が
見て取れます。
>福田氏のバックには竹中平蔵氏がいて、民間運営
の市場形成で 利権を独占しようとしているとか…。
これも、小泉政権から必ず法案の裏にチラホラ影が
見え隠れしています。
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