子育て支援「負担増1000円超え」は加藤鮎子大臣“テヘペロの乱”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■子育て支援「負担増1000円超え」は
加藤鮎子大臣“テヘペロの乱”・・・
岸田首相を背後からズブリ
公開日:2024/02/25
21日の予算委では固まる場面も
(加藤鮎子こども政策相)
/(C)日刊ゲンダイ
岸田政権の看板政策である
「異次元の少子化対策」をめぐり、
加藤こども政策相が「異次元のポンコツぶり」
を見せている。
社会保険料に上乗せする
「子ども・子育て支援金制度」の徴収額に
ついて、まともに答弁できていない。
「(保険)加入者1人当たり月平均500円弱」
と説明してきた岸田首相を背後から刺すよう
な発言が物議をかもしている。
◇ ◇ ◇
政府は支援金制度について、2026年度に
6000億円、27年度に8000億円、28年度に
1兆円と段階的に引き上げて徴収する方針を
掲げている。
岸田は国会で、上乗せ徴収額が28年度は
1人当たり月平均500円弱になると説明して
きた。
ところが、である。
日本総研の西沢和彦理事の試算によれば、
支援金制度によって生じる負担額は労使合わ
せて、協会けんぽが月額1025円、組合健保
が同1472円、共済組合が同1637円。
21日の衆院予算委で立憲民主党の
早稲田夕季議員が西沢理事の試算を引き合い
に「(負担額は)500円より高くなるのでは」
と追及すると、加藤は「可能性はある」と認
めた。
その答弁に至るまで、加藤は終始オロオロ。
手元の答弁資料に目を落としながら別の質問
への答弁を読み上げてしまい、早稲田から
「違う、違う」と突っ込まれて答弁不能に。
再度、早稲田が同じ質問を繰り返したものの、
加藤は答えられず、答弁整理のために
小野寺予算委員長が速記のストップを指示。
思わず「大丈夫かよぉ・・・」と嘆息する
小野寺の声が委員長席のマイクに拾われてい
た。
翌22日の衆院予算委でも加藤のポンコツ
ぶりが炸裂した。
立憲の石川香織議員が
「国民負担が1000円を超える可能性はある
んじゃないか」と問いただすと、加藤は
「可能性としては、あり得る」と発言。
動揺したのか、別の大臣席に着席してしまい、
苦笑いを浮かべながら正しい席に座りなおす
一幕もあった。
一方、質問を終えた石川に対して
「答弁が荒れちゃってゴメンね」と言わん
ばかりに満面の笑みを浮かべる場面も。
悪びれた様子などみじんもないテヘペロぶり
に、官邸は「これ以上ボロが出ないよう、
加藤大臣に答弁させたくない」(官邸関係者)
と慌てているという。
■ゴマカシとウソで塗り固められた屁理屈
には無理がある
諸悪の根源は岸田首相(代表撮影)
岸田が説明してきた「500円弱」は保険加入
者1人当たりの平均に過ぎず、負担額が一律に
「500円弱」というわけではない。
数字マジックを身内から否定されては、
面目丸潰れだ。
「加藤大臣のグダグダぶりは目も当てられま
せんが、諸悪の根源は、支援金制度について
『1人当たり500円弱』『実質的な負担はない』
と言い張る岸田総理です。事実上の『子育て
増税』なのに、『増税メガネ』と批判されたト
ラウマがあるからか、社会保険料で徴収して
『増税ではない』とゴマカしています。賃上げ
によって徴収分を補うとして『実質負担はない』
と強弁していますが、負担増に変わりはない。
おまけに徴収額もデタラメ。こんなゴマカシと
ウソで塗り固められた屁理屈を言い繕おうとし
ても、無理があるのは当然です。岸田総理は
負担額の試算について『法案審議に間に合う形
で示したい』と言っていますが、注目度の高い
予算委に出してくるかどうか見ものです」
(ある野党議員)
ポンコツ炸裂の“加藤の乱”──。
今後どんな展開をたどるのか。
【転載終了】
***********************
世襲議員のポンコツなのは加藤大臣だけで
はないでしょうし、日本自体がポンコツ化し
てきているのでは。。
ここ数十年、総理総裁を始め、ポンコツ
世襲議員の閣僚だらけですからね。
今の株高はで総理は経済活動が活発化して
きているとコメントしましたが、現実は中国
等の不動産バブル崩壊により海外投資家や
中小企業経営者が資産を日本に逃がしてきて
いるからですね。
判断を見誤ると日本も同じ運命に・・・
0コメント