ナベツネにいったい何が?

 LITERA 


 【転載開始】 


■ナベツネにいったい何が? 

 「読売グループが緊急幹部会議を開催」の 

 情報でマスコミが大慌てになった理由 


 ナベツネが亡くなったんじゃないか──。 

読売新聞グループ本社代表取締役 

主筆の渡邉恒雄氏の死亡説が昨晩 

からネット上に流れ、大きな騒ぎに 

なっている。 


 今朝にはジャーナリストの田中稔氏も 

〈昨晩、渡辺恒雄氏が亡くなったとみら 

れる。読売は安倍総理の帰国まで公表 

したくないようでなかなか認めないが、 

各社、予定稿準備しているとの情報。〉 

とTwitterに投稿。 

その後、Yahoo!のランキングでも 

「渡辺恒雄」がトレンド1位となる事態に。  


 しかし、その一方で、新聞やテレビは 

いまだ一切、このことに触れていない。 

どういうことなのか。

全国紙の政治部記者に問い合わせてみた。  


 「じつは、昨日、読売本社で緊急の 

グループ幹部会議がおこなわれたと 

いう情報が飛び込んできた。そこから

 “ナベツネに何かあったのでは”という 

話が広がり、各社、取材に動きはじめ 

たんです。ただ、いま現在は緊急幹部 

会が開かれたという話以上の情報が 

なく、まだ裏は取れていない。しかし、 

一方で健在を裏付ける具体的な情報 

も取れない。ナベツネも92歳ですから、 

なにがあってもおかしくない。それで、 

各社も訃報の予定稿準備や裏取り取材

に走り回っているという状況です」  


 ナベツネをめぐっては、夏ごろから 

「体調不安説」が流れていた。 

渡邉氏は今年8月中旬、自宅で転倒 

して頸椎の一部を骨折して入院。 

読売新聞社は当初公表していなかった 

が、週刊誌が取材に動いたことから、 

同月20日に読売新聞社が入院の事実 

を公表。 

〈一般病棟で治療を受けながら、業務 

書類に目を通すなど順調に回復して 

いる〉とした。 

しかし、「週刊新潮」(新潮社)8月30日 

増大号(8月22日発売)は 

「一時はもち直して一般病棟に移され 

たものの、18日になって容態が急変し、 

ふたたび集中治療室に入っている」と 

いう関係者のコメントを掲載していた。 


 その後、退院したという発表もなく、 

表に姿を見せることもなくなっている。 

ナベツネといえば、政界だけでなく 

巨人軍に大きな動きがあると必ず 

取材に応じ、コメントを出してきたが、 

今回、高橋由伸監督の辞任、 

原辰徳監督の就任に至る過程でも 

ナベツネの肉声はまったく伝わって 

こなかった。 


 そんなところに、今回、読売グループ 

の緊急幹部会議が開かれたという情報が

入ってきたため「すわ」となったという

ことのようだ。 

さらに昨日、読売ジャイアンツの 

原辰徳監督が秋季キャンプ地の宮崎県

から選手たちを残して「所用のため」

として一足先に帰京したことから、 

「原監督が急に帰ってきたということは、 

やはりナベツネに何かあったのでは」 

と憶測に拍車をかけた。  


 「原監督の件はともかく、読売グループ 

に重大な異変が起きているのは間違いない。

ただ、それがナベツネの健康状態に関する

ものかは正直、わからない。 

一方では、長嶋茂雄・終身名誉監督に 

かかわることじゃないかという声もある」 

(週刊誌記者)  


 現段階では情報の真偽について判断 

できる状態にないが、いずれにしても、 

今回のメディアの慌てぶりをみて、

 再認識したのは、マスコミにとっての 

ナベツネの存在の大きさだ。 


 ■軽減税率など“マスコミの既得権益の 

 守り神”の不在を恐れる各社  


 たしかに、ナベツネは“読売グループ の

天皇”というだけでなく、政界フィクサー 

として権勢をふるってきた。 

盟友の中曽根康弘の政権以降、 改憲や

対米従属、原発推進、消費税などの

政策を後押し。 

総理大臣人事や政界再編にも多大な影響

を与え、ナベツネのお墨付きがないと

政策を前に進めることはできないと言わ

れたほどだ。 

実際、安倍首相も重要な決定を下す前後

には必ず“ナベツネ詣で”をしている。  


 ただし、マスコミがいま、大慌てをして 

いるのは、そうしたニュースバリューと 

いう問題だけではない。 

ナベツネが新聞やテレビ業界にとっては、 

既得権益を守る“守り神”となってきたからだ。  


 「新聞、出版の再販制度が維持されて 

きたのも、今度の消費税増税に際して 

新聞が軽減税率の対象とされたのも、 

すべてナベツネの政治力の賜物だった。 

ナベツネが政界に睨みを利かせることで、 

マスコミの既得権益は守られてきたわけ 

です。だから、もしナベツネが亡くなった

ら、 こうした権益がなくなってしまいかね

ない、 と各社の幹部は戦々恐々なんです。

それで、 必死で情報を集めている部分も

ある」 (前出・全国紙政治部記者)  


 ナベツネをめぐるこの騒動は、 この国の

メディアのいびつさの証明とも いえるだろう。 

 (編集部) 


 【転載終了】 

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  まさか、長嶋名誉監督に異変があったの 

ではないでしょうね・・・ 


  いまだ、裏は取れず、真相は不明のままの 

ようです。 


 いずれにしろ、一両日中にはハッキリする 

のでしょうが、公表を待つしかないですね。 


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