イスラエルvsイラン全面衝突あるのか・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■イスラエルvsイラン全面衝突あるのか・・・

 中東情勢緊迫で東京株3万9000円割れ、

 原油価格も急騰

 公開日:2024/04/06

革命防衛隊司令官らの葬儀(C)ロイター


 中東情勢の緊迫にマーケットが揺さぶら

れている。

5日の日経平均株価は大幅反落。

3週間ぶりに節目の3万9000円を割り込ん

だ。


 イスラエルとイランの衝突が現実味を

帯び、中東の地政学リスクが高まって

原油価格が急騰したことなどから、

前日の米国株式市場は大幅続落。

その流れが直撃した。

戦火は広がってしまうのか。


 リスク回避心理が強まった東京市場では、

幅広い業種の銘柄が売りに売られた。

取引時間中の下げ幅は一時1000円に迫り、

前日比781円06銭安の3万8992円08銭で

引けた。

引き金は、イスラエルによるシリアの

イラン大使館空爆をめぐる報道だ。

「イランが報復する可能性が高まっている」

と伝わると、ニューヨーク商業取引所で

原油価格の指標となる「米国産WTI原油」の

先物価格が値上がり。

一時、約5カ月半ぶりに1バレル=87ドル台

を超えた。


 レバノンの親イラン組織ヒズボラとの連携

を担う革命防衛隊の司令官ら7人を殺害され

たイランのハメネイ最高指導者は、

「我々はこの罪を後悔させる」と報復を宣言。

テヘランで5日営まれた葬儀ではイスラエル

や後ろ盾の米国に対する怒号がやまず、

演説した革命防衛隊のトップは

「我々の体制に対する敵のいかなる攻撃も報

いを受けずには済まされない」と改めて報復

を誓った。


 イスラエルはテルアビブ上空で

GPS(衛星利用測位システム)にスクランブ

ルをかけるなど、防衛措置に躍起だ。

一触即発の様相だが、米国との直接対決を

避けたいイランは踏みとどまるとの見方も

ある。


 現代イスラム研究センター理事長の

宮田律氏はこう言う。

「イランがイスラエルにミサイル攻撃などを

仕掛ければ報復合戦となっていつまでも決着

がつかないでしょう。かといって、両国が

地上戦を展開する事態は想定しづらい。中東

におけるイランの代理勢力であるヒズボラや

イエメンのフーシ派を通じた報復や、シリア

で活動する武装集団に紛れる形でイスラエル

を攻撃する可能性はある。一方、イスラエル

のネタニヤフ首相が好戦的な姿勢を一向に

崩さないのは、トランプ前米大統領の返り

咲きに賭けているからでしょう。11月の

大統領選まで戦闘を引っ張り、親イスラエル

のトランプ再選が確かになったら好き勝手に

やる。そうした青写真で動いているとみてい

ます」


 大統領選次第で中東は地域戦争に陥りかね

ない。


【転載終了】

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 トランプが大統領になったらとんでも

ない事になりそうですね。


 ウクライナ戦争の行方にも暗雲が。


 欧米に亀裂が走るかも?

トランプはアメリカを孤立させるかも。

ただ、欧州は″もしトラ″に備えた対策に

動いている可能性も?


 やはり、バカに権力を与えてはいけま

せんね。


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