広州国際モーターショー ゴーン逮捕で冷や水浴びる結果に!
日本が見ようとしない中国経済の真実
【転載開始】
■広州国際モーターショー
ゴーン逮捕で冷や水浴びる結果に
公開日:2018/11/28
毎年11月の中国経済界最大の
イベントといえば、1月のデトロイト、
9月のフランクフルトと並ぶ
世界3大モーターショーの
「広州国際モーターショー」である。
今年も16日から25日まで開かれ、
世界中の自動車関係者が、
この中国南部最大の都市に集結。
約150万人もの観客が、
世界初お目見えとなる新車の数々
に酔った。
だが、モーターショー4日目、
きらびやかな会場に激震が走った。
「ルノー・日産グループのカルロス
・ゴーン会長が日本で逮捕」――。
東京発の速報は、夕刻の広州に
瞬く間に伝わった。
そして、東京経由で広州を訪れる
予定だったカルロス・ゴーン会長
のすべての日程がキャンセルされた。
翌日からは、会場内のルノー・日産
のブースに報道陣が殺到したのだった。
ルノーグループは、今年上半期の
自動車販売台数で世界トップだ。
ゴーン会長は、年末の広州に「凱旋」
し、2019年以降の新たなグループ
のNEV(新エネルギー車) 戦略を
発表する予定とも囁かれていた。
それだけに広州の会場は、冷や水を
浴びせられたような格好となったのだ。
ゴーン会長は中国で、
「電気自動車(EV)の父」と呼ばれ、
「戈恩(グーエン)」という厳かな
中国名を頂いている。
世界に先が けて近未来の「EV時代」
を唱え、中国が国を挙げてEVにシフト
をしていく後押しをしたといわれる。
私は12年に天津でゴーン会長の講演
を聴いたことがあるが、「親中派」を
アピールしていた。
「安定した中国の社会主義ほど、
実業界にとって好ましいものは ない。
中国は5カ年計画を発表し、それを
着実に遂行していくから、われわれ
は長期プランが立てやすい。NEV
戦略を打ち出した 世界最大の中国市場
は、無限大の可能性を秘めている……」
中国で日産は、東風日産や鄭州日産
など多くの合弁事業を抱え、
今年1月から10月 までで、
123万7656台も売り上げている。
同時期の日本での販売台数は
36万1929台にすぎないので、
日産にとって中国市場は日本市場より
3倍以上も大きいのだ。
「戈恩と日産はどうなってしま うのか…」
中国もいま、固唾をのんで日産の
「お家騒動」の行方を見守っている。
【転載終了】
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日本経済にも微妙な影響が出るので
しょうかね?
どうも、各国の主要紙は、日本の司直の
乱暴さに批判的な報道が目立ちますね。
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