辺野古基地の建設強行も・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■辺野古基地の建設強行も・・・
“マヨネーズ並み”地盤で海に沈む
公開日:2018/12/04
安倍政権が辺野古沿岸部への
土砂投入を14日に始めることを
正式表明した。
沖縄防衛局は3日午前から搬出船
への土砂の積み込み作業を開始。
岩屋毅防衛相は「不退転の決意か」
と記者団に問われ、
「そうだ。沖縄の負担軽減や普天間
返還のための唯一の方策が辺野古
移設」と答えたが、ちゃんちゃら
おかしい。
第2次安倍政権の発足以降、
歴代防衛相の平均在任期間は
約1年2カ月。
コロコロ代わる短命ポストの岩屋に
「不退転」と言われても重みはないが、
実は現行計画での辺野古基地建設は
不可能に近い。
要因は「軟弱地盤」の存在だ。
今年3月に公表された沖縄防衛局
の地質調査報告書(16年3月作成)
によると、予定地の護岸付近で水深
30メートルの底に、深さ40メートル
にわたって非常に緩い砂地や軟らかい
粘土が見つかり、液状化や沈下の恐れ
があるのだ。
大規模建設の際、地盤の強度を示す
N値は50程度必要とされるが、
問題の地点のN値はゼロ。
専門家が「マヨネーズ並みの軟らかさ」
と指摘するという超が付く軟弱さ。
調査報告書で沖縄防衛局も
「当初想定されていない特徴的な地形、
地質」「非常に緩い・軟らかい」と記し、
驚きを隠せないほどである。
「現行計画だと大規模な地盤改良が
必至で、その場合、設計変更は不可避
です。変更には沖縄県の玉城知事の
承認が必要ですが、当然認めず、工事
は頓挫する。行き詰まりを回避するため、
安倍政権は地盤の追加調査を2年半も
引き延ばし、軟弱地盤が含まれる地点
の実施設計も県に提出しない。露骨な
時間稼ぎで、設計変更のいらない地点
の工事を進め、基地建設の既成事実を
積み上げ、県民が諦めるのを待っている
のでしょう」
(辺野古移転問題を取材する
ジャーナリストの横田一氏)
不退転の決意で建設を強行しても、
完成した基地はいずれ海中にズブズブ
沈み、トランプ米大統領に大目玉を食ら
うだけだ。
これ以上、強引な既成事実の積み上げは
壮大な血税のムダ。
サッサと工事をやめるべきだ。
【転載終了】
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軟弱地盤のことは以前から
指摘されていましたね。
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