富裕層を優遇した所で国家財政が傾くだけ・・・
ネットゲリラ氏の記事より。
【転載開始】
■富裕層を優遇した所で国家財政が傾くだけ
黄色いベスト運動が始まったのは、
マクロンが「富裕税」を廃止して、
その代替え収入として燃料費に
課税しようとしたからで、
燃料費に課税されたら死活問題と
なる地方在住者が怒った。
パリに住む金持ちはあまり車に
乗らないので、燃料費騰っても別に
困らないしw
<AFP時事>
フランスで燃料税引き上げに対する
抗議に端を発したデモ「黄色いベスト」
運動が続く中、政府はエマニュエル・
マクロン(Emmanuel Macron)政権の
発足当初に行われた税制改革で廃止
した高所得者への富裕税(ISF)の復活
を検討する姿勢を示している。
富裕税の復活は、数週間にわたって
道路や燃料貯蔵施設を封鎖するなど
している「黄色いベスト」運動の主要な
要求の一つ。
富裕税は、マクロン氏が展開した
企業・財界に寄り添った選挙運動の柱
の一つとしていたもので、投資や雇用
を促すものと捉えられていた。
しかし批判派からは、マクロン政権は
年金生活者などへの税金を引き上げた
一方で、富裕層を優遇していると
非難されていた。
グリボー氏はまた、政府が来年1月に
予定していた燃料税引き上げを完全に
撤回する可能性があることを示唆 した。
富裕税というのは「資産課税」
なんですね。
現金とか株みたいな金融資産を
たくさん持っていると、
たくさん税金取られる。
土地や建物みたいな不動産はどうか?
そちらは固定資産税とか、
色々と取られているわけで、
いまさらです。
多額の現金や金融資産というのは、
余剰そのもので、
もともと税制というのはこの「余剰」
を政府にイタダクというのが基本的
な考えとしてあるわけです。
法人税というのも、
稼いだカネの中から仕入れに払い、
給料に払い、諸々の経費を払い、
最後に残ったカネの半分を政府が
いただきます、という物だった。
法人税より後に払うのは配当
くらいのもんです。
なのでおいらは法人税を「儲けの滓」
と呼んでいた。
ところが、法人税を安くしろ、
安くしろの圧力で、
かつては50パーセントだった法人税が、
今では「大企業はほとんど払わない」
というところまで下げられた。
言うまでもなく、
法人税より後ろに控えている配当を
欲しがる連中の差金ですw
強欲なユダ菌株主が、法人税下げ、
消費税上げの元凶。
富裕税は、それが個人レベルにまで
拡大された物だ。
【転載終了】
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日本と全く同じ構図ですね。
違うのは、フランス国民は黙っていない、
日本国民は黙っているということでしょう。
日本の企業は、下がった法人税は、
内部留保となり過去最高額となって います。
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