日ロ交渉はお先真っ暗・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日ロ交渉はお先真っ暗・・・
完黙でつけ込まれる河野“無能”外相
公開日:2018/12/11
早速、日ロ交渉における日本側の
“手腕”が試されている。
ロシアのラブロフ外相が7日、
記者会見で「(日ロ)平和条約を締結
するということは、第2次世界大戦の
結果を認めるということだ。これこそ
が不可欠な第一歩であり、これが
なければ何も議論できない」と強調。
要するにロシアは、北方領土が
第2次大戦以降、ロシア領となった
ことを認めろと迫っているのだ。
ロシアは、こうした主張を2005年
から繰り返してきたが、日本政府は
“完黙”してきた。
今月1日の日ロ首脳会談で、
1956年の日ソ共同宣言を基に
ラブロフ、河野両外相を責任者と
して平和条約交渉を加速する
「新枠組み」が確認されただけに、
日本側は“交渉進展”の出はなを
くじかれた格好だ。
悲しいことに、交渉責任者である
河野外相には期待できない。
実際、河野外相は、臨時国会で
北方領土問題について質問される
たびに、「政府の方針を対外的に
申し上げないのが政府の方針」
などとゴマカシ答弁を連発。
「北方領土はわが国固有の領土」
であるとの明言を巧妙に避けてきた。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)
がこう言う。
「(ラブロフの発言は)先の日ロ首脳
会談で決まった『新枠組み』を揺さぶる
ロシア側の先制パンチです。忘れてなら
ないのは、『プーチン大統領の本音 =
ラブロフ外相の発言』ということ。つまり、
『北方領土は日本固有の領土』との立場
を認めないラブロフ外相の発言は、プーチン
大統領に北方領土交渉をする気がないと
言っているに等しい。このしたたかさを
考えると、日本側は『交渉進展』などと
浮かれている場合 はありません」
河野外相は5日の衆院外務委で、
日ロ交渉に関する「センシティブな反応
を極小化したい」と弱気な心情を吐露 して
いた。
プーチン・ラブロフの“二枚舌”戦術に
勝てるはずがない。
【転載終了】
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「案の定」という感じですが、拉致問題も
同じ感じで推移していますね。
残念なことですが、河野外相の力不足も
あるのでしょうが、一番問題なのは、
安倍 首相が舐められているということなの
で しょうね。
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