水道民営化で特需か ・・・?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■水道民営化で特需か 

 仏ヴェオリア日本人女性社長の“正体” 

 公開日:2018/12/11 


 10日閉幕の臨時国会で安倍政権 

が強行成立させた「水道民営化法」 

のバックで、菅官房長官の元補佐官 

が暗躍していた疑惑を日刊ゲンダイ 

は報じた(12月8日号)が、 

この事業にはもうひとり、気になる

人物がいる。 

元補佐官が接待を受けたフランスの 

水メジャー「ヴェオリア」の日本法人 

社長・野田由美子氏。 

公職に就いていた10年ほど前、 

民間資金の活用による公共施設の 

整備運営(PFI)を推進する内閣府 

の委員会の委員としてPFIの旗振り 

役をしていたのだ。 

自分で提案してその後、

自分がプレーヤーになる――。 

あの竹中平蔵東洋大教授とソックリ 

じゃないか。 


 野田社長は1982年に東大卒業後、 

外資系金融機関やコンサル会社を経て、 

2007年6月に横浜市副市長に就任 

(09年9月に退任)。 

当時、内閣府の 

「民間資金等活用事業推進委員会総合 

部会」の委員に名を連ねていた。  


 副市長時代には、メディアのインタビュー 

にも「日本におけるPFI普及の第一人者」 

として登場。 

<「民」が必死で頑張った結果が、企業 

としての利益だけではなく、国民に安く 

て良質な公共サービスという形で還元 

される。PFIの考え方こそ、日本が必要 

としているものではないかと感じたんです〉 

と話していた。  


 その野田氏は昨年9月、ヴェオリアの

日本法人である 「ヴェオリア・ジャパン」

の社長に就任。 

同社はすでに今春から静岡県浜松市で

下水道施設の運営権を獲得している。 

「水道民営化法」が成立したことで、 

全国で上下水道の民営化が加速する 

ことが予想され、ヴェオリア社が 

ウハウハなのは間違いない。 


 しかもヴェオリア社からは、女性社員

が内閣府のPFI推進室に出向中である

ことが、法案審議中の先月、参院厚労委

で明らかになってもいる。 

内閣府はこの女性を、公募で選び、 

昨年4月から2年間の予定で採用した 

としながら、

「一般的な海外動向調査に従事し、政策

立案はしていない」と苦しい答弁だった。 

質問した社民党の福島みずほ議員は、 

「まるで受験生が採点する側に潜り込んで、

いいように自分の答案を採点するような

ものだ」と言っていたが、野田社長にしろ、

女性社員にしろ、役所とのパイプを生かして

商売につなげる典型といえる。 


 「『竹中平蔵効果』とでも言うのでしょうか。 

純粋な民間人ではできないことを、政府の中に

紛れ込むことによって実現し、甘い汁を吸う。

企業にとっては権力と民間をつなぐ、得難い

人物になる。国家戦略特区などでも見られた

構図です」 (政治評論家・本澤二郎氏) 


 企業が儲けて、国民も安くて良質な

公共 サービスを享受……。 

海外では水道民営化が失敗して再公営化 

が続出しているというのに、そんなバラ色 

の話、本当にあるんだろうか。 


 【転載終了】 

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 どこにでも欲に目がくらんだ売国奴は 

存在しますからね。

 

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