水道民営化のウラに・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


■水道民営化のウラに・・・ 

 麻生財務相“身内に利益誘導”の怪情報 

 公開日:2018/12/12 


 10日閉幕した臨時国会で、安倍政権 

が強行成立させた「水道民営化法」を 

巡り、かねて民営化を推進してきた 

内閣府に“水メジャー”の仏「ヴェオリア」 

の日本法人社員が出向していたことが 

発覚。 

「利益誘導だ」と批判が噴出したが、 

実は「麻生財務相も一枚かんでいるのでは」

との怪情報がSNS上で飛び 交っている。 


 日刊ゲンダイは真相を追った。  


 〈麻生太郎の娘婿がヴェオリア社の幹部〉 

〈麻生太郎の娘がヴェオリアの重役 結婚し

フランス在住〉 

〈水道民営化して(麻生の)娘は大儲け〉

 ――。 

ネット上には今、こんな投稿があふれ

返っている。 


 まず、麻生氏の娘についてだが、 

フランス人男性と結婚したのはまぎれも 

ない事実。 


「週刊文春」(2014年1月30日号)

に よると、麻生氏の娘は、同年1月中旬

結婚お披露目会をパリで開催した。 

会場は、フランスで200年以上の歴史

持つ5つ星ホテル「ル・ムーリス」。 

両家と近しい関係者約30人が参加がした

夕食会は、ルイ15世の寵愛を 受けた公妾

の肖像画が飾られている 

「ポンパドゥール夫人の間」だった。 


 麻生氏の娘は東大文学部で美術について

学び、卒業後、イギリスの大学 に留学。 

フランス人の夫とは、美術品のオーク ション

などを手掛ける会社に勤めてから 知り合った

という。 


 ■野党議員の追及に色をなして反論 


 一方、夫がヴェオリアに勤めているかどうか

は真偽不明だ。 

事実を裏付けるだけの情報を得ることはできな

かった。  


 ただ、妙な疑いを持たれているのは、 

麻生氏の過去の発言が原因となった可能性が

高い。 

麻生氏は、娘の結婚お披露目会の約9カ月前、

13年4月に米国の シンクタンク

「戦略国際問題研究所」 の講演で、

「(日本の)水道はすべて 国営もしくは市営・

町営でできていて、こういったものをすべて

民営化します」とぶち上げたのだ。  


 勝手に民営化を国際公約して大威張りだが、

この発言の真意を先月26日の参院予算委で

野党議員に追及されると、露骨にイヤそうな

表情を浮かべ、こうまくし立てた。  


 「講演したときの質問に答えた際の発言を、

多分そこだけパクっておられるんだろうと

思いますけれども」 


 そして、「あくまでも例示として紹介した 

もの」と色をなして反論したのだ。 

野党を批判した上、ムキになって否定した

姿勢が、逆に疑惑の色を濃くしたのかもしれ

ない。  


 事実関係について麻生事務所に問い合わせ

たが、期限までに返答はなかった。 

後ろめたくないのなら、堂々と説明すればいい。 


 娘の旦那の会社に利益誘導という情報が

“フェイクニュース”だとしても、 

それを信じ込ませてしまう素地が、麻生氏 

にはある。 


 【転載終了】 

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 「戦略国際問題研究所」(CSIS)は 

米国の政策決定に大きな影響力のある組織

です。


 因みに、ここの日本担当部長が、

「日本の首相はバカにしかやらせない」 

と言った、マイケル・グリーンです。 


 麻生氏は、言葉が重要な政治家なのに、

漢字も知らないが、言葉 使いも知りませんね。  


 政治家だったら、「パクって」ではなく、

「切り取られ」です。 


 確かに、ご本人が言うように、生まれは

いいですが、 育ちが悪すぎます。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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