IWC脱退のキーマン・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■IWC脱退のキーマン 

 二階幹事長が地元で「神様」の笑止千万 

 公開日:2018/12/27 


 「幹事長が地方の声を官邸に届けて 

くれた。神様みたいだ」――。 


 古式捕鯨発祥の地をうたう和歌山・ 

太地町の三軒一高町長は記者団に 

語った。 

26日、政府が国際捕鯨委員会(IWC) 

からの脱退を正式表明後、自民党本部 

であった捕鯨議員連盟の会合は異様な 

熱気に包まれた。  


 約30年ぶりの商業捕鯨再開に踏み 

切ったキーマンに、政府関係者は 

「山口と和歌山の政権ツートップ」を挙げ、 

安倍首相と二階幹事長の関与を示唆。 

太地町を選挙区に抱える二階幹事長は、 

この日も三軒町長に 

「(捕鯨を)徹底的にやれ」とハッパを 

かけたというが、日本の国際機関からの 

脱退は極めて異例だ。 

戦前に孤立化を深めた国際連盟脱退すら

想起させる。 


 脱退によって、むしろ鯨の供給量が減る 

との指摘もある。 

IWCに残るノルウェーやアイスランド

から の輸入が途絶えるためだ。  


 水産庁によると、年間消費量とほぼ同じ 

約3000トンの冷凍鯨肉が在庫に眠る。 

国際批判を招いてまで鯨を食べる必要が 

あるのか。 

そこまでして、安倍首相や二階幹事長を 

喜ばせたいのか。 


 【転載終了】 

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 和歌山太地町って、イルカ量でも

叩かれて いませんでしたかね? 


 米紙ワシントン・ポストは、

「日本の国際的評価に大きな傷に 

なりかねない」と指摘。  

 拠点が安倍総理大臣や自民党の 

有力政治家の選挙区にも含まれ 

ていることが今回の決定に影響を 

与えた可能性があると。  


 NYタイムズは、 

クジラに対する国内の需要が減る 

なかでIWCから脱退することは 

「国際世論への挑戦的な行動である」 

と批判。 


 米CNNは、 

鯨肉食は日本でまれになっているとし 

「ほとんどの日本人は捕鯨に関心が 

ない」とする日本国内の反捕鯨団体の 

話を伝えた。 


 英紙ガーディアンのコラムニストは、 

「商業捕鯨を復活させるという日本の 

考えは恐ろしい」とする記事を掲載した。  


 環境保護団体グリーンピース・ジャパ は、

「日本は2019年の20カ国・地域 

(G20)サミットの議長国として脱退を 

撤回すべきだ」との声明を出した。  


 豪州のペイン外相は26日、 

プライス環境相と共同で「非常に失望 した。 

優先事項として日本に復帰を促す」との

 声明を出した。 


 外務省には「脱退は外交上のリスク が

大きい」といった声があがっていた。 

反捕鯨国との感情的な対立を招き、 

外交関係全体に影響しかねないためだ。 


 党のトップと政権のトップがこれでは・・・ 


 バカに政治をやらせてはいけない 典型です。

 

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