政府推進「キャッシュレス社会」の恐ろしさ・・・

 二極化・格差社会の真相 


 【転載開始】 


■お手本は韓国・・・ 

 政府推進「キャッシュレス社会」の恐ろしさ 

 公開日:2019/01/23 


 政府が主導するキャッシュレス化 

の本質があらわになった。 

「文藝春秋」2月号に載った世耕 

弘成経産相の 

「2019年はキャッシュレス元年に 

なる」。  


 それによれば、日本のキャッシュ 

レス決済比率は15年時点で 

18.4%。

89%の韓国や、45% の米国と比べ

〈大きく立ち遅れて います〉ので、

25年には40%に引き上げるのが

経産省の目標だという。  


 “メリット”は何か。

 世耕氏がまず強調するのは、 

消費者の利便性だ。 

店側にとっても現金の紛失や盗難 

の危険がなくなり、レジ閉め作業 

の時間短縮が可能。 

購買情報のビッグデータ活用で 

ビジネスチャンスが広がり、 

サービス業の生産性は飛躍的に 

高まる・・・。  


 あるいは外国人観光客が喜ぶ 

とか、キャッシュレスだとスマホの 

アプリに買い物の記録が残るから 

「使いすぎ」を防げるとか。 

世耕氏自身も現金を持ち歩かず、 

端末の使い方がわからない店員 に

〈教えてあげた〉こともあるのだ 

そう。  


 手前味噌とはこのことだ。 

キャッシュレス化の恐ろしさは、 

世耕氏が軽く流したり、 

逆に美点だと強弁したところに 

ある。 

お手本とされる韓国は誰もが 

知る世界有数の借金大国。 

ついに文在寅大統領は多重 

債務者の負債を棒引きにする 

“徳政令”にまで踏み切った。  


 韓国の悲劇は2000年ごろに 

始まっている。 

政府が税制上の優遇や、宝くじ 

の特典を与えてキャッシュレス化 

を促進した結果が現状だ。 

消費増税に伴う景気対策をかたった

日本政府とも通底する、人間をなめ

きった手口と言うべ きか。 

アプリがどうのこうのと、ちゃん 

ちゃらおかしい。  


 ひとたび通信障害に陥ると、 

支払い不能になるのもキャッシュ 

レス社会だ。 

北海道地震によるブラックアウト 

を想起されたい。 

世耕氏の言う 

〈通信インフラの強靱化や、停電 

が起こった際のルール作りも含めて、

検討を進めていかなくては なりま

せん〉程度で済む話ではないので

ある。


 携帯電話の普及で公衆電話が 

消えたように、キャッシュレス化が 

進めば現金決済は駆逐される。 

ビッグデータがはびこる世の中は 

そのまま監視社会だ。 

私たちは買い物のことごとくを管理 

され、政府や企業に操られるだけの

人生を強いられていく。  


 政府の狙いがよくわかった。 

その意味では有意義な企画と言え 

なくもないかもしれないが、 

だとしても批判的な記事が組まれ 

なかったのは悲しい。 

支配者意識丸出しの主張を一方的 

に垂れ流すとは、文春も落ちたもの 

である。 


 【転載終了】 

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 韓国もアメリカも国民が借金に苦しん 

でいます。 


 米韓FTAで韓国が苦しんでいるのに、 

何故、日本は日米FTAを締結しようと 

するのでしょうかね。 


 すべて、他国が失敗したことを周回 

遅れてやるのか? 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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