今の日本は総理大臣の仕事を経理部長にさせている状態だ!

 日本復活への「処方箋」 


 【転載開始】


 ■今の日本は総理大臣の仕事を 

 経理部長にさせている状態だ 

 公開日:2019/02/05  


 日本は今、人類史上類を見ない 

スピードで人口減少と高齢化が 

進んでいる。 

「このままでは日本は三流先進国 

に成り下がる」と言い切るのは、

 ゴールドマン・サックスで 

“伝説のアナリスト”といわれた 

デービッド・アトキンソン氏だ。 

在日30年を誇る日本を愛する 

人物ゆえの警鐘だが、日本が復活

するための処方箋を提起した

「日本人の勝算」 (東洋経済新報社)

が話題を呼ん でいる。 


  ◇  ◇  ◇  


 「安倍首相が10月に消費税を 

10%に引き上げると宣言しまし た。

社会保障の負担があり、それはそれで

必要かもしれませんが、小手先の微調整

の典型です。財政再建もそうですが、

借金がこれくらいあって、GDPがこれ 

くらいだから、A÷B=税率と計算機を

叩いているだけです。年金財政も同じで、

生産年齢人口がこれぐらいいて、所得税 

・消費税・法人税でこれぐらい入るから

と、今ある材料でしかやりくりを考えて

いません。次元が低いというか、ある意味、

ごまかしでしかありません。オリックス 

の宮内義彦さん(元CEO)にお会いした

時、『コスト削減だとかは社長の仕事では

ない。あれは経理部長のやることだ』と

おっしゃっていました。売り上げを伸ばす 

のが社長の仕事で、やりくりするのが経理

部長なのです」  


 企業は、コスト削減、人件費や研究費カット

さえ行えば短期的には黒字が出る。  


 「私も社長を務めていますが、当然ながら

社長として勝負をかけようとするわけです。

もちろん、新規事業を始めても赤字ばかり 

です。経理部長には必ず反対され ますけど、

それを無視してもやる のは、研究開発費

カット、人件費 カット、接待費カットと将来

投資を怠ると、短期的には利益が出ても、 

ゆくゆくは落ち込むから。今の日本 は、総理

大臣の仕事を経理部長にやらせているような

ものです。 経理部長に任せると何でもカット 

しますから、売り上げが減っていく。 それが

リフレの正体です」 


 日本企業はこれまで、「いいものを安く」

すれば売れると信じてきた。 


 「人口が増えていれば正しい戦略 です。

しかし、今の日本は人口の 急減少という問題

を抱えています。アメリカは2060年まで

に人口が25・2%増えます。日本を除くG7

は14・9%増。一方、日本は32・1% 減

とまったく次元が違います。商品単価を下げる

ことはどんなバカな社長にもできる。反対に

『価格を倍 にしろ』というのはなかなかでき

ません。人口が増えている時代であれば商品

単価を下げるのは有効な戦略ですが、人口が

減っていれば正しくない。何が正しくて、

何が正しくないかは時代で変わります」 


 日本復活のため、アトキンソン氏が提案

するのが、「最低賃金」の引き上げだ。 


 【転載終了】 

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 海外から見ても、安倍(首相)政権は 

時限が低いとの印象なのでしょうね。 


 日本は、三流の先進国になるといって

いますが、リーダーが三流以下なのです 

からそうなるのかもしれませんね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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