業績の下方修正ラッシュが始まった・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


■中国の景気減速が直撃 

 業績の下方修正ラッシュが始まった 

 公開日:2019/02/06 


 いよいよ始まったか――。 

市場関係者が怯え始めている。 


 4日、パナソニックは今期 

(2019年3月期)の売上高と 

営業利益を下方修正した。 

住友電工や、三菱電機も業績の 

減額修正に踏み切っている。 


 「中国の景気減速が響いています。 

先月半ばに、日本電産の永守重信会長

が、『11月、12月に尋常でない 

変化が起きた』と中国経済の変調を 

訴えたときから、いずれ中国関連企業

の下方修正ラッシュが起きるのでは

ないかと危惧していました。ついに

やってきたという印象です」 

(市場関係者)  


 中国国家統計局の発表によると、 

18年の国内総生産(GDP)は 

実質6.6%増で、28年ぶりの 

低い伸び率だった。 


 日本電産は中国向けの売上高が 

約23%あるだけに、景気減速の 

悪影響をモロに受けた格好だ。 


 「ただ市場はわりと楽観的で、

中国関連企業が下方修正しても、

悪材料出尽くしと前向きにとらえ

がちです。 しかし、出尽くしと

いうのは、その後に業績が回復する

見込みのあるケース に限ります。

今の中国経済を見る限り、決して

安心はできません」 

(経済評論家の杉村富生氏) 


 実際、4日の日経平均は前日比 

95円高の2万883円で引けた。  


 「実はカラクリがあります。外国人 

投資家は昨年1年間に先物を約7・5

兆円売り越しました。新年度に入った

ので、それを買い戻しているにすぎま

せん。この動きが止まれば株価は一気

に下方向に振れるでしょう」

(証券アナリスト) 


 あす以降も中国関連企業の決算発表

(主に19年3月期の第3四半期)は

続き、その場で通期業績の下方修正を

公表する可能性がある。 

「日経中国関連株50」に採用されて 

いる会社の決算発表は、あす6日に 

三菱ケミカルHDや新日鉄住金、 

トヨタ自動車、三菱重工など。 

7日はニコン、旭化成、8日は東レ、 

住友金属鉱山などが予定されている。 


 「下方修正ラッシュが止まらなかった 

ら、日経平均は昨年12月26日につけた

1万8948円まで下落する危険性があり

ます」(杉村富生氏) 


 決算発表は今週8日(金)にピーク 

(540社以上)を迎え、来週後半まで 

継続する。 

株価暴落に備えておきたい。 


 【転載終了】 

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 いま、高位株が低迷した時に大化け 

する低位株を残し、持ち株全て売却 

依頼をかけています。 


 一銘柄に絞り、僅かな上げ幅でも利益 

が出るようにしようと思います。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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